2009年3月アーカイブ

本日ご紹介するのは、Dennis E. Shasha 著 吉平健治 訳「プログラマのための論理パズル」です。

この本は、レバレッジサロンをともに設立したH・Millsさんが企画した書籍です。
僕も本好きプログラマーという事で、出版前のレビューに参加させていただきました。

H・Millsさん出版おめでとうございます!

[概要]
・プログラマとしての力を伸ばしたい人
・ソフトウェア開発職でより良いポジションに就きたいと考えている人
・優れたプログラマを採用したいと考えている企業とその採用担当者
本書は上記のような人に向けた論理パズル集である。

[著者]
Dennis E. Shasha氏は、ニューヨーク大学クーラン数理科学研究所コンピュータサイエンス学科で教授職を務める。
本書の他にパズル関連の書籍を5冊、コンピュータサイエンティストにまつわる逸話をまとめた伝記、データベースチューニング、生物学におけるパターン認識 、時系列データ分析に関する著書を出版。

[ポイント]
・考える力を鍛えるのは難しい
思考力を鍛えるには王道はない。能力を身につけるためには、トレーニングを繰り返すしかない。
頭で理解するだけでなく、訓練を通して身につける必要がある。

・パズルは思考力のトレーニングに最適
ソフトウェア開発で共通しているのは、「明確な設計方法や答はすぐには導けない、もしくは存在しない」ということだ。
しかしそのような問題に何らかの道筋や回答を見つけなければならない。 そのためには公式を覚えて当てはめるのではなく、頭を使う必要がある。 頭を使う難しいパズルは、こういった問題を解くためのトレーニングとして最適なものである。

・ソフトウェア開発とパズル
1.「機能・要件定義」では提示された問題を深く観察・理解し、開発すべき目的を明確にしなくてはならない。これはパズルの題意を理解することに相当する。
2.「設計」では、パズルを解く手法そのものに相当する。
3.「コーディング」では、アルゴリズムのひらめきやコードレベルでの例外処理を網羅するといったことがパズルでの制約条件を正確に見抜く力に似ている。
4.「テストケース作成」では、解法の仮説を立てて仮の解答を導く力がテストケースのカバレッジに生かされる。
5.「デバッグ」における、限られた情報から隠れた本質を導きだす作業は、まさにパズルにおけるケース分析に等しいといえる。

[サンプル問題]
インフルエンザの予防接種を受ければ100%予防できる。 しかし受けずにいるとインフルエンザが蔓延した場合に10%の確率で死亡する。 インフルエンザの予防接種を受けると5%の確率で死亡してしまうリスクもある。 政府機関が60%の国民に予防接種を受けさせた場合、総人口に対してインフルエンザによって死亡するリスクは何%か?

この問題は本書の中ではかなり簡単な方です、解答は本書で^^

[感想]
とにかく難題のオンパレード!
レビューをしたとはいえ、自力で解けた問題はわずかでした、、、
特に難しい問題はこんなアイコンがついています(笑)
shasha.JPG
自分の思考力を試したい方、難題こそ燃えるストイックな方、Google・Microsoftに入社したい方!?、是非本書を手にとってみて下さい。

H・Millsさん、このようなレビューの機会を下さりありがとうございます。
非常にエキサイティングで貴重な経験でした。
まだ解けていない問題はこれからじっくり取り組みます^^;

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先日、第二回レバレッジサロンを開催しました。

[レバレッジサロンとは?]
本田直之さんのレバレッジ英語勉強法キャンペーンで、本田さんのオフィスに招待されたメンバーが発足したコミュニティです。
レバレッジシリーズ著者「本田直之」さんのオフィスに招待されました
第1回レバレッジサロン@京都に行ってきました

[観光]
雨の中明治神宮や表参道周辺を散策しました。
GYREはブルガリの飲食店やMOMAなどが入っている商業ビルです。

gyre.JPG

お土産は表参道ヒルズのジャン=ポール・エヴァンで。ゴディバと肩を並べるチョコレートメーカーだとか。そこそこ値段はしますが、味は確かです。

[プレゼン大会]
英語の発音、ワイン、サウンドデザインなど、今回も様々なプレゼンが行われました。
仕事も年齢も趣味もバラバラなので、ネタはかぶりません。
このようなプレゼンは自分の視野を広げてくれるので、本当にいい刺激になります。

presentation.JPG

[夕食]
そして夕食は青山IL PACIOCCONEにて。
この店はレバレッジサロン発足の地でもあります。
味もさることながら、店員さんのサービスがとてもよく、印象に残っていました。
前回来店してから半年以上もたつのに、その店員さんが僕たちの事を覚えてらっしゃっいました。(注文したワインまで!)
20代前半にしてこのプロ根性、恐れ入りました。何度も訪れたくなるお店です。

aoyama.JPG

[感想]
こういったイベントは狭くなりがちな視野を広げてくれるいい機会です。
普段行かないような場所へ連れて行ってもらい、普段読まない本を教えてもらい、普段聞かないような話を聞かせてくれる仲間達がいることは、本当にありがたいです。

社長になりたければ社長と付き合え、出版したければ出版している人と付き合え、なんて事を言われますが、この集団と一緒にいれば何かが起こるような気がします。
(現に社長も出版に関わっている人もいます)

僕も皆に情報を発信できるよう、日々勉強を続けたいと思います。

Thank you Leverage Fellow!

堀 E. 正岳
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コラボ書評企画第二弾!
「山といえば川」のchampleさんと同じ本、同じタイミングで記事を書きました。

今回取り上げたのは「情報ダイエット仕事術」です。
最近の仕事術系の本の中で、個人的にかなりヒットでした。

情報があふれる世の中で、いかに仕事をスリム化するか!?
すべてのビジネスパーソンにオススメの1冊です。

[ポイント]

・弱点の克服に時間を使いすぎない
弱点を克服したいという目標は一見果敢な挑戦に見える。
だが、伸ばすべき長所が他にある場合は効果が小さい上に、満足も少ない。
弱点を克服できたとしても「不得意」が「普通」に変わるだけで、なかなか「得意」に変えられないので、弱点に対応するのは「成功を繰り返す」ことができるようになってからでよい。

・シングルタスクの方が効率がいい
2つのことを同時に進める「マルチタスク」は一見効率的に見えるが、
実際には2つのタスクをお手玉の要領で高速に切り替えているにすぎない。
人間は思考をともなう作業を一度に2つ以上行うことはできないのである。

・「Yes」と「No」のバランスを取る
すべての頼みごとに「Yes」と言う代わり、時々締切を守れなくなる人と、
「No」と言われるけれども、「Yes」と言ったことは必ず仕上げる人。
後者の方が仕事ができる人であるのは明らかである。
残り時間と舞い込んできた雑用の重要さとを量りにかけて、
あえて「No」と言って切り捨てることも時には重要である。

[感想]
上記の他にも、「英語は学ぶと同時にいきなり話す」や、
「成長が飽和したらギアを変える」など
すぐに試してみたくなるようなものが満載です。

そして非常に役立ったのが、だらだらとネットサーフィンするのをやめる方法です。
FireFoxのアドオンLeechblockを使うと、曜日や時間などを設定することにより
特定のサイトへのアクセスを遮断してくれます。
YouTubeやmixi、ニコニコ動画を何時間も見ていたなんていう経験はないでしょうか?
これを使えば、日曜日の9時から20時はYouTubeへアクセスできないようにしたり、
1日10分しかニコニコ動画を見れなくするといった事ができます。

本書の言葉を借りれば、「さぼりたくなる気持ちに意志の力で対抗しなくてよい」という事になります。私もついついネットサーフィンしてしまいがちなのですが、このツールにずいぶん助けられています。

これからもうまく仕組み作りをして時間を有効活用していこうと思います。

[マインドマップ]
情報ダイエット仕事術.jpeg

【コラボ記事】
【コラボ書評 with 読書I/O日記 #002】情報ダイエット仕事術
champleさんにもかなり気に入っていただけたようです

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今回のフォトリーディング&マインドマップ化対象書籍は水野俊哉さんの「法則」のトリセツです。
なんと本ブログのマインドマップが掲載されています。(P.105)
ブロガーマトリックスでお世話になった著者の水野さんから、マインドマップ提供の依頼があったのですが、本当に驚きました。
地道にブログ活動を続けていて良かったです、これからもたくさんのマインドマップを掲載していきたいと思います。

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[概要]
仕事から人間関係、心理、お金まで、面白&役立つ「法則」を一挙公開!

[目次]
1 職場の法則
2 仕事の法則
3 ビジネスの法則
4 勉強の法則
5 心の法則
6 成功本の成功法則

[ポイント]
・人の行動を誤らせる「判断のヒューリスティック」
29歳独身女性で、正義感が強く賢い。学生の頃から介護問題に興味があり、ボランティア活動にも参加している。
というプロフィールを聞いてから、その人物に該当する可能性の高いものから順番に次のものから選ぶ

1.田中さんは介護ボランティアのメンバーである
2.田中さんは銀行で働いている
3.田中さんは銀行員だが週末は介護ボランティアの活動をしている

確率的には1と2を同時に満たす3の可能性は低い。
だが、プロフィールをみて判断し、2より3の方が可能性が高いと感じてしまう。

・NLP理論のフィードバック
基本的に相手の言葉をオウム返しに繰り返すことで、「あなたの話を聞いている」ことを相手に伝え、信頼関係を築く。
怒っている相手に対して有効である。

「約束のデータが届いてない!」
「(約束していなくても)申し訳ありません。約束していたデータが届かないことでご迷惑をおかけしています」

・利他の精神とマスターマインド
成功を目指すために、いつも支えてくれる周りの人への感謝の気持ちを持ち続ける。
目的を同じくする他者の知恵や協力を得ることが、成功につながる。
成功者とは多くの人から感謝される存在である。
また、お金も人の感謝の気持ちの表れであり、これはお金を受け取るときも渡すときも意識すべきである。

[感想]
世の中法則通りにならない事はたくさんあります。
でも法則を知っている事で、生活やビジネスに役立つ場面もたくさんあると思います。
法則を知った上で、あまり法則にとらわれすぎず柔軟に考え、仕事に生活に役立てていきたいと思います。

水野さんこの度はありがとうございました。
次回作も期待しております。

[マインドマップ]
法則のトリセツ.jpeg

※おまけ
本書に掲載されたマインドマップです
STUDY HACKS_2.jpeg

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コラボ書評企画第一弾という事で、「山といえば川」のchampleさんと
同時に同じ本について書評しました。

取り上げた本は佐々木正悟さんの「ブレインハックス」です。

【ポイント】

1.脳が面白がるのは、現実に成果を上げたという情報を受け取る事
英語学習で音読が有効なのは、自分が「英語の勉強をしている」というフィードバックをたやすく、断続的に得る事ができるため。
さらにうまくしゃべる事ができれば、ひとつひとつが成功体験となる。

2.できるようになる事ではなく、やった事を成功とする
語学学習に取り組む時は、マスターする事ではなく、学習機会を増やす事に集中する。
脳が刺激を受けた回数が多いほど、記憶定着に役立つ。
学習機会を増やして、偶然でも良いので成功体験を重ねる事が重要。

3.様々な環境で、色々な状況で勉強する
人は何かを記憶する際、対象となるものだけでなく、状況を丸ごと記憶してしまう。
練習ではうまくいくのに、本番では駄目になるという事があるが、
それはあくまで練習をしていた状況ですばらしい成果を出しただけの事。
状況が変わっても対処できるように、様々な環境で勉強しよう。
飽きの防止にもつながる。

4.朝一番には、一番時間のかかりそうな仕事をする
作業に取り組んで間もない頃は、作業への精神エネルギーを多く注ぐ事ができる。
目も疲れておらず、作業量も期待できる時間帯に、比較的容易な仕事をもってくるのはもったいない。

【感想】
脳科学をシンプルに、普段の生活に活用できるように説明していて、
初めて脳科学を知った人にも理解しやすい内容になっています。

まず取り組んだのは朝一の仕事の改善。
以前は、メールチェックや事務処理などをを行っていたのですが、
まず時間のかかりそうな仕事から取り組む事にしました。
朝は疲れもないので、確かにサクサク仕事が進み、効率が良くなりました。
急ぎでないメールの確認は、「疲れたな~」と思った時にするようにしています。

最近教えてもらった面白いソフト
ノーモア・つかれめ

そして今後取り組みたいのは、「様々な環境で勉強する」という事。
くつろげるカフェを見つけて、勉強スペースにしたいと考えています。

他にも生活に役立つハックが詰まっています。
習慣や記憶の定着、学習方法に興味のある方にはオススメの1冊です。

【マインドマップ】

ブレインハックス.jpeg

山といえば川の書評はコチラ
【コラボ書評 with 読書I/O日記 #001】ブレインハックス