2009年5月アーカイブ

コラボ書評でお世話になっている「山といえば川」のchampleさんの紹介で
「AuthorConnect」というイベントに参加してきました。

「いつも目標達成している人の読書術」の著者、丸山純孝さん主催のイベントで、
出版社、著者、ブロガーがお互いの交流を深めるという意図があります。



今回の会場は京都の「IYEMONSALON」、和のテイストがいい感じでした。

参加者二十数名のうち、ほとんどが出版経験のある方で、なおかつキャラが濃い方が多く、
めちゃくちゃ面白い話を聞くことができました。


・赤城夫婦さん


「7つの習慣」のフランクリン・コヴィー・ジャパン社 の社長より、熱烈なオファーを受けて出版されたというすごい経緯があります。
結婚するだけで寿命が延びる、才能が開花するという事を調査、実証されています。
色々相談にのっていただいたのですが、目から鱗の連続、さっそく購入しました。
成功夫婦になるためのホームページ


・岡本文宏さん


日本で唯一の店長専門ビジネスコーチ。
セブンイレブンのオーナー経験を元にコーチングを行ってらっしゃいます。
おだやかな方で、お話がとても分かりやすかったです。
献本ありがとうございます、さっそく読ませていただいてます。
商店主専門ビジネスコーチ 岡本文宏 公式サイト


・中越裕史さん


やりたいこと探し専門の心理カウンセラー。
若々しくて、とてもおだやかな方でした。
天職(やりたいこと)さがし心理学


・田中徹也さん


マンション売却アドバイザー
とてもエネルギッシュな方でした。
「徹ブロ」


・岡本達彦さん


販促コンサルタント。
アンケートで売上を何倍にもするノウハウを提供されています。
ITがよくわからない人にもできる!とアツく語ってらっしゃいました。
献本ありがとうございます!
販促コンサルタント岡本達彦オフィシャルHP


・曽和裕次さん


曽和 裕次
Amazonランキング:101293位
Amazonおすすめ度:


お若いのにびっくりするようなキャリアを持ってらっしゃる曽和さん。
しゃべり上手で終始場を盛り上げてらっしゃいました。
本のタイトルについては色々ドラマがあったそうで^^その辺の話も面白かったです。
コンセプトグラマー


・ウエスタン安藤さん


日本で唯一のカウボーイ税理士。
以前、鹿田さんのセミナーで講演を聞いたことがあります。
相変わらずカウボーイスタイルで、誰よりも目立ってました。
大学での講師もやってらっしゃるとの事、こんな先生がいたら授業楽しいですね^^
安藤税務会計事務所


・茶谷清志さん

ブログを始めて4か月で出版が決まったそうです。
題字はなんと武田双雲さん。
イメージを見せていただいたのですが、カッコ良すぎです。
名刺交換をした人全員に献本してくださるとの事、ありがとうございます。
坂本龍馬指南!名言ブログ『絶対後悔しない人生の歩き方』


・島田昭彦さん

IYEMON SALONの出店に携わった方です。
すぐに帰られたのでお話できなかったですが、
またお会いしたいです。
島田昭彦のクリップスタイル


・長谷川高士さん

元東大生の水道屋で、会計本を出版されるそうです。
今までにない視点の会計本で、個人的にかなり期待しています。
経歴も面白いので、多くの書評ブロガーが動くかも!?
水まわり学研究所「ノート」


・ゆり迦さん
西洋占星術 数秘術 タロット 心理学カウンセラーという肩書を持つゆり迦さん。
ブログが月間PVが12万と、すさまじい人気です。
どのような記事が人気がでるのか、詳細に教えていただきました。
大阪マルビル魔女の家☆占い&心理『楽』カウンセラーゆり迦の 『心の羅針盤(コンパス)』


本当に刺激的で、面白い話が聞けて楽しかったです。 ほぼ立ちっぱなしでろくに食事もせず話しまくっていました^^
定期的に開催されるそうなので、また参加したいと思います。
AuthorConnect.jp

人を動かす / デール・カーネギー

人と人とのコミュニケーションは本当に難しく、多くの問題が起きています。
そんなトラブルを解決する本は数多くありますが、この「人を動かす」ほど助けられた本はありません。
あまりにも濃い内容なので、紹介するのをためらっていたのですが、今回はこの本を、どのように実践してきたのかを発表したいと思います。

[概要]
人間関係に関する書物が1冊も出版されていない事に気づいたデール・カーネギーが人間関係の問題に関連のある書物をかたっぱしから調べあげ、小さなカードを作り、講習会などで使用した。
講習会の回を重ねるごとにカードの数は増え、15年後には1冊の本となった。
この本は15年にわたるカーネギーの指導の現場から生まれたもので、すべて実験済みのものばかりである。

[ポイント]

・批判も批難もしない。苦情もいわない

【実践】
友人:
「最近、入ってきた部下が全然できない奴でミスばっかりなんだよ。
 もうあいつはどうしようもないな。あ~もっとできる部下が欲しいなあ。」
私:
(もっとサポートしてあげたらいいんじゃないの?本当にその人だけに責任があるの? と言いたいのをグッとこらえて、まずは共感する)
「そっか、大変だな~。部下を持つのもいろいろ苦労があるよね。」
「ところで、部署内にすごい仕事ができる先輩っている?」(ポジティブな話題に変換)
友人:
「あ~いるいる!後輩の面倒も良くみてるし、上司にもきちんと自分の意見を言うし、
定時できっちり仕事を終わらせてる人がいるんだよ。」
私:
「お~すごい!それは見習いたいな。定時にきっちり仕事を終わらせる人はなかなかいないかも。
そういえばうちにはこんなすごい人が、、、」

【感想】
愚痴ばっかり言っている人に対して、「愚痴ばっか言ってないで、自分を変える努力をすればいいんじゃない?」と言ったところで、その人は変わらないでしょう。
むしろ「なんだコイツ、余計なお世話だ」と思われるのがオチです。
そこで、まず相手に共感して、自然にポジティブな会話に持って行くようにしました。
今のところ、この方法はうまくいっています。

【結論】
感情にまかせて批判はしない、相手の立場になって頭を整理してから自分の意見を主張する

【偉人達の格言】
神様でさえ、人を裁くには、その人の死後までお待ちになる / ドクター・ジョンソン


・聞き手にまわる

【実践】
1.
ある勉強会に参加した時に8人のグループに分かれて、本の話をしていました。
僕の隣に座っていた人はとても熱心に話をして下さり、僕は時折質問しながら、耳を傾けていました。
すると調子が上がってきたのか、どんどん話しはじめ、しまいには他のメンバーから
「ちょっと他の人にも話させて下さい」と注意を受けることになりました。

2.
また他の勉強会に参加した際に、4人のグループに分かれてディスカッションをしていたのですが、
今度はうまく皆が会話に参加する事ができました。
僕は前回と同じように、質問をしながら聞き手にまわっていただけです。
そして参加者からのちほどメールでこんなコメントをいただきました。
「お話も興味深いですが、気持ちよくお話を聞いてくださいましたね。
聞き上手はお話上手ってホントだあ!と感動しました。」


【感想】
聞き上手はいいのですが、多くの人が会話に参加している場合はバランスを考えないといけないですね。
上記の例では、2の場合はたまたま皆がバランス良く話せたのですが、注意しないと1のようになってしまう場合があります。
聞き手に徹していると、話たくてウズウズする時もありますが、グッとこらえて、
質問されたら答えるというようにすると、結果的にうまくいくのだと感じました。

【結論】
1対1なら聞き手にまわる、1対多なら会話のバランスを見ながら聞き手にまわる

【偉人達の格言】
どんなほめことばにもまどわされない人間でも、自分の話に心をうばわれた聞き手にはまどわされる。
ジャック・ウッドフォード


・誤りを指摘しない

【実践】
1.
あるクライアントとシステムについて話をしていて、明らかに誤っている事をおっしゃっていた場合、
「それはおかしいですよ、○○です」と言わず、
「ちょっと確認なんですが、もしかして○○という事ではないでしょうか?」 という
言い回しにしてみました。
実はそのお客様とはかなりもめた事もあって、険悪なムードが漂っていた時期もあったのですが、少し言い回しを変えるだけで関係が良くなっていきました。

2.
後輩に仕事を指導する場合、何か誤っている事が見つかれば、
「それはちょっとおかしいと思うけど、何でかわかる?」
と相手に考えさせるようにしています。
「それは違う、こうだ」とばかり言ってしまうと、自信をなくして落ち込む可能性があります。
自分の頭で考え、自分で過ちに気づくというのが大切だと思います。

【感想】
本当に言い回しひとつで相手の態度が変わってくるもんだと、改めて思いました。
ここでのポイントは相手によって言い回しを変えているという事です。
後輩や子供に対しては、ある程度直接的に誤りを指摘してもいいと思います。
そして、その理由を考えさせるのが重要ではないでしょうか。

【結論】
指導する立場の場合は、なぜ誤っているのかを考えさせる、
目上の人と話す場合は、遠まわしに過ちにきづかせるようにする

【偉人達の格言】
人にものを教えることはできない。自ら気づく手助けができるだけだ / ガリレオ・ガリレイ

[マインドマップ]
人を動かす.jpeg

[まとめ]
人は「動かす」ものではなく、自分の行動を変えることによって「動く」ものではないかと思います。
人を何とかして動かそうとするから失敗する、相手の事を思いやって行動すれば、結果的に人は動くという事ではないでしょうか。
それが分かってからは、コミュニケーションがかなりうまくいくようになりました。
まだまだ実践できていない部分もありますが、何か困った度にこの本を開いて参考にしています。

注意しないといけないのは「誤りを指摘しない」と書いてあるからと言って、 「いつ何時も誤りを指摘しない」という訳ではないという事。
端的にわかりやすく書いてあるだけなので、これから先の事は自分で実践して見つけ出していくのが一番でしょう。
これからも実践を繰り返し、デール・カーネギーの本心に迫っていきたいと思います。


・蛇足
この「人を動かす」というタイトルだけ見ると、人を操るためのテクニックが書かれていると勘違いする人もいるかもしれません。
「人を動かす」ではなく「人は動く」では変ですかね?^^

今回のフォトリーディング&マインドマップ化対象書籍は克元亮さんの「ITコンサルティングの基本」です。
著者の克元亮様からご提供いただきました、ありがとうございます。

[概要]
ITコンサルタントの役割、業務領域、使っているツール、キャリアパスなどを詳細に紹介。

[目次]
第1章 ITコンサルティングとは何か
第2章 ITコンサルティングのテーマ
第3章 ITコンサルティングのツール
第4章 ITコンサルタントのスキル
第5章 ITコンサルタントのキャリア
第6章 ITコンサルタントになるための就職・転職ノウハウ

[ポイント]
・ナレッジマネジメントにおけるSECIモデル
 ・Socialization(共同化)
   熟練者との共同体験を通じてノウハウ獲得
   自分の暗黙知を生み出す
・Extermalization(表出化)
   個人が獲得したノウハウを、組織で活用できる形式知として文書化する
・COmbination(連結化)
   文書化された形式知を組み合わせて新たなナレッジを生み出す
・Intermalization(内面化)
   形式知を獲得した個人がナレッジを活用しながら活動
    新たな暗黙知を生み出す

・思考ツール:5Forcesと4P
・5Forces
  既存競合先との競争
  新規参入の脅威
  代替品の脅威
  買い手の交渉力
  売り手の支配力
・4P
  Product 製品
  Price 価格
  Place 流通経路
  Promotion 販売促進

・IT経営
経営戦略・経営革新の実現のためにITを高度に活用する経営スタイル
例)
業務プロセスの再構築にITを活用した顧客満足や生産性の向上
ノウハウの蓄積・共有による人材の強化、ビジネスの付加価値の向上
業務プロセス全体の可視化によるマネジメントの高速化
ITの活用による新たなビジネスモデルの構築
ITの活用による企業競争力強化

[感想]
「この1冊ですべてがわかる」と書いてあるとおり、かなり濃い内容になっています。
ですが、それぞれがとても分かりやすく解説されており、
「ITコンサルタントって何?」という人でも容易に理解できると思います。

そして思ったことは、ITコンサルタントって、、、


どんだけ勉強せなあかんねん!!


という事。笑

ITに強いだけではダメ、経営に強いだけではダメ、コミュニケーション能力が高いだけではダメ、問題解決能力が高いだけではダメ。
そのすべてがないとやっていけないようです。
将来ITコンサルタントになろうと思っているプログラマ、SEの方は心して読んだ方がいいと思います。

僕なりのこの本の活用法としては、ITコンサルタントが使っている様々なフレームワークを学ぶこと。
これらは生活やビジネスの場で、必ず役に立つと思います。

とりあえず、ERDとDFDを学んでみます。

[マインドマップ]
ITコンサルティングの基本.jpeg
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今回のフォトリーディング&マインドマップ化対象書籍は古川雅一さんの「ねじれ脳の行動経済学」です。
著者の古川雅一様よりご提供いただきました、ありがとうございます。

[概要]
合理的な行動と合理的でない行動を見極め、仕事や私生活の悩みを解決するためのヒントを紹介する。

[目次]
第1章 理不尽な上司--自信過剰
第2章 契約が取れない本当の理由--認知不協和
第3章 ひねくれ者は成功する--フレーミング効果
第4章 損得を的確にとらえる方法--価値関数
第5章 あのビジネスは本当に儲かるのか--利用可能性ヒューリスティック
第6章 見積もりなんて嘘だらけ--アンカリング
第7章 都合よくとらえれば致命傷--確率加重
第8章 2年目のジンクス--代表性ヒューリスティック
第9章 頑固になれば成功できる--選好の変化とコミットメント

[ポイント]
・雑誌のボーナス特集を読むな
人間は推定を行う際に何らかの値を外部から与えられると、それを基準(アンカー)に設定する。
雑誌で「ボーナス平均3万円ダウン」と書かれているのを読んだあと、自社のボーナスが10万円ダウンだったという事を知ると、過度のショックを受ける。
そのような基準にまどわされず、会社の業績など、より多くの情報に基づく十分な調整を行うべき。

・終盤レースほど穴馬に賭けてしまう人間心理
穴馬には過大に、本命馬には過少にお金を賭ける傾向がある。(大穴バイアス)
特に終盤では、それまでのレースの負けを取り戻そうと、その傾向が顕著になる。

・8回までノーヒットの試合とギャンブラーの誤り
8回までノーヒットが続くと「そろそろヒット・・・」という気持ちがでてくる。
ピッチャーの疲労なども考えると一理あるのだが、確率的に考えると、8回以降もノーヒットが続く可能性は十分ある。

[感想]
行動経済学を身近な話題に例えていて、「それ、あるある!」と共感できました。

この本で重要なのは、冒頭に書かれてある通り
合理的な行動 = 正しい ではない
という事です。

合理的な行動と合理的でない行動を見極める力を身につけ、
日々の悩みやトラブルを解決する糸口を見つけようという事なのです。

そこを理解した上で、本書の内容を生活に役立てる事ができれば、様々な問題が解決できるでしょう。

さて、食べ放題で元を取とうとすること、やめよっと^^;

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今回のフォトリーディング&マインドマップ化対象書籍は大石哲之さんの「3分でわかるロジカル・シンキングの基本」です。
株式会社ティンバーラインパートナーズ様より頂戴いたしました、ありがとうございます。

[概要]
ロジカル・シンキングのエッセンスをコンパクトにまとめ、1項目につき3分でわかるように解説。

[目次]
Part1.論理的に「考える」コツ
Part2.論理的に「伝える」コツ
Part3.論理力を「鍛える」コツ
Part4.論理思考を「実践する」コツ

[ポイント]
・ピラミッドストラクチャー
演繹法と帰納法を組み合わせて、非常に説得力の高い主張ができる手法。
「結論が先でわかりやすい」「理由を追加できる」「事例・データを関連づけやすい」などの利点がある。
理由づけはそれで十分か気をつける必要がある。

・ゼロベース思考
今までの延長線上で考えるのではなく、「そもそもどうあるべきか」という本質を考える思考。
「今までこういうやり方をしていたから」という前提を置いておく。
例)QBハウス カットの部分だけにフォーカスすれば10分1000円が実現できる

・「理由は3つあります」思考法
結論を先に話して「理由は3つあります」といってしまう。
話しながら理由を整理して3つにまとめる。
高度なテクニックだが、多くの場面で有効に使える。

[感想]
ひとつひとつが簡潔にまとまっており、非常にわかりやすかったです。
論理思考を基本から学びたい人にとって、難易度的にもちょうどいいと思います。

論理思考ができると、コミュニケーションがスムーズになり、
無駄な時間が削減され、アイデアの発想も豊かになります。

仕事でもプライベートでも活用できるので、
今後の勉強会でワークショップを通じて実践していきたいと思います。

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