ネットがつながると思うな!プレゼンするとモテる!-プレゼン勉強会で得た4つの金言
12/05/11
先日、増永 玲さん主催の「プレゼン勉強会」に参加してきました。
プレゼン勉強会という名前だけを聞くと、講師の話を皆が真面目に聞いてノートをとって、、、
みたなことを想像されるかもしれませんが、さすがそこは増永さん。
もうなんというか、ぶっ飛んだ勉強会でした。(良い意味で)
本当に楽しかったですし、もちろん勉強にもなりました。
今回はそこで聞いた個人的にこれは”金言”だと思った言葉を紹介したいと思います。
ネットがつながると思うな!
これは増永 玲さんのプレゼン「人前で発表するときに気をつけたい8つのことがら」の中の1つ「準備」に関わる金言です。
プレゼンをしている人ならご経験があるかと思うのですが、なぜが当日に限って色々なトラブルにあったりします。
さっきまでつながっていたネットが急につながらなくなったりなんて事はざらです。
さらには、
・Keynoteで資料を作って持って行ったら、Windowsマシンしか置いてなかった
・自分のPCを持っていったのに、なぜか当日になって動かなくなってしまった
など、様々なトラブルが待ち構えています。
ネットがつながると思わないことはもちろん、
「会場にMacがあると思うな!」
「自分のPCがいつでも使えると思うな!」
ということも考えておかねばなりません。
そんな最悪の事態に備えるために、
・資料はKeynoteだけでなくPDFでも用意しておく
・資料をDropboxに入れておき、ネット上からいつでもダウンロードできるようにしておく
・ネットがつながらない可能性も考慮し、USBメモリにも資料を入れておく
これぐらいは必要だということですね。
面倒かもしれませんが、トラブルが起きて慌てるよりかはよっぽどマシです。
ちなみに増永さんはPCでチェックリストをばっちり確認して出かけたら、そのプレゼンで使うPCを家に置いてきてしまったという最悪の状況にもあわれたそうです^^;
あと増永さんのプレゼンでなるほどと思ったのは「文字はスライドの上部に書く」ということ。
後ろの人って、スライドの下の方が見えなかったりしますよね。
それを考慮してスライドの真ん中より少し上に文字を置くことを心がけているそうです。
プレゼンをするとモテる!
これはかみやんさんのプレゼン「勉強会での発表がきっかけでこんなにモテ男になった俺」からの金言。
プレゼンターになろうと思ったら、資料を準備しなくちゃならないし、リハーサルも必要だし、なにかと面倒なことも多いです。
でも、プレゼンをするとモテる!異性からも、同性からも?というお話です。
実際かみやんさんは、
・仕事が舞い込んできた
・他社からスカウトされた
・プレゼン講師のオファーが来た
などの、”モテ”エピソードがあります。
プレゼンにおいて一番得をするのは参加者ではなく、プレゼンター自身なのだということをおっしゃっていました。
私もわりと発表する側の方が楽しかったり、メリットも感じていたりするので、この意見には全く同意です。
プレゼンして損をすることは何もない、どんどんチャレンジしましょう!と発表者になることを促していました。
ただ、気をつけなければならないこともあり、そのひとつが「下手に笑わそうとしない」ということ。
ついついウケを狙ってネタを仕込んでしまいがちなんですが、「伝わらなかった発表内容より、ウケなかったネタの方が凹む」というのは激しく納得しました^^;
英語、余裕やな
Goarickさんのプレゼン「中学レベルでつまづいた男が英語でサバイバルしてきた」からの金言です。
この日一番笑わせてもらったプレゼンです。
中学レベルでつまづいた男が英語でサバイバルしてきた
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テストで0点をとったこともあり、英語が超苦手のGoarickさんが、フィリピンで1ヶ月どう生き抜いてきたのかを紹介して下さいました。
つたない英語で試行錯誤をされてきたようなのですが、多分一番重要なのは「英語って難しい」という考えから「英語、余裕やな」という方向に頭を切り替えることではないかなと思います。(実際にできているかは別として)
余裕やなと1回思ってしまうと、しゃべることへの躊躇もなくなりますし、楽しく勉強できると思います。
Goarickさんは、簡単な会話が通じたという小さな成功体験を通じて「英語って思ってたより難しくない、楽しい!」といいう風になったんですね。
これは本当に素晴らしいですね。私もオーストラリアに1ヶ月留学して、英語を話す事の恥ずかしさ、間違えたらどうしようという不安がなくなったのでよく分かります。
プレゼンテクニックについての発表ではなかったのですが、ご自身のおもしろ写真(?)をふんだんに使ったプレゼンはオリジナリティが溢れ、大いに刺激を受けました。デザインが作りこまれたおしゃれなスライドも良いですが、こういったスライドも楽しくて良いですよね。
いきなりタヌキが燃えています!
mollifierさんの「伝わるプレゼン」からの金言。
これだけだったら全然何の事か分からないと思うのですが、フレーズが気に入ったので^^;
伝わるプレゼン
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プレゼンの「一番盛り上がる部分」だけを話しても、聞いている側は「だから何?」となってしまいます。
それを例えば、問題提起→解決という構造にすると、話に引きこまれ「なるほど!」「すごい!」となるというわけです。
かちかち山がもし「一番盛り上がる」部分だけ伝えてしまうと、前述のようにいきなりタヌキが燃えているシーンになっちゃうんですね。
いや~、例が素晴らしいです。
このようにテクニックを知っているだけでも、資料はぐっと良くなるとの事。
ちなみにmollifierさんは高橋メソッド派でした、これもテクニックさえ知っていればできることですね。
紹介されていたプレゼンテーションパターンもテクニックを知るのに参考になりそうです。
プレゼンするのって楽しい!
今回の勉強会で改めて思ったのですが、やっぱりプレゼンするのって楽しいですよね。
去年は十数回プレゼンをやったので、今年はひかえておこうかなんて思っていたのですが、ちょっとやる気が出てきました。
増永さん、楽しく有意義なイベントを開催していただきありがとうございました!
そして来月にはこんなイベントを開催されるのだとか、
【6月2日(土) 大阪開催】ウェブまわりでいま気になっていることを発表する会『俺聞け3』を開催します – 頭ん中
プレゼンターとして参加するか、見る側に徹するか迷い中。。。
・プレゼン勉強会について書かれているブログ
プレゼン勉強会に参加してきました
プレゼンを台無しにしないために気をつけたい3つのことがら
プレゼン勉強会で発表してきた
「伝わるプレゼン」という発表をしてきた
プレゼン勉強会に参加してきました!
・プレゼンテーション関連の当ブログの記事
TEDxOsaka2012イベントレポート – 世界をつなぎ感動を生み出すプレゼンテーション
「パワポが悪でKeynoteが善」って誰が言った?パワポで魅力的なスライドを作るための驚くべき方法を学ぼう
【アイデアのプレゼント】共感をつかむプレゼンテーション/菅野 誠二
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