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今回紹介する書籍は田島弓子さんの『プレイングマネジャーの教科書』です。

概要


「プレイングマネージャー(中間管理職)の仕事=コミュニケーション」と言っても過言ではない。
そしてそれは誰でも身につけられるスキルであり、仕組み化できるものである。


目次


PART1 気が弱い人ほど「課長業(プレイングマネジャー)」はうまくいく!
PART2 5秒でできるコミュニケーション!
PART3 コミュニケーションを仕組み化する
PART4 クセモノ&苦手な人対策「問題解決コミュニケーション」
PART5 プレイングマネジャーのためのトラブル時のFAQ


ポイント


・リーダーシップよりもマネージャーシップ
すさまじい成果を挙げる時、人はたいてい自発的に働いて、モチベーションが高い状態にある。
部下のモチベーションを維持しながら、スキルをつけさせていくには、指導よりもフォローが適している。
部下を観察し、失敗した時は、自らの失敗経験を活かして適切なフォローをしよう。

・手が離せない時でも、「話を聞く用意はある」と伝える
「今、手が離せないから」という一言でコミュニケーションを絶ち切ってしまっては、部下は立ち往生してしまう。
「今はダメだけど」といったん断り、「15時から5分ならOK」と代替案を具体的に提示すれば、「話を聞く用意がある」という意思を伝えることができる。

・コミュニケーションを仕組み化する
コミュニケーションは「やるといい」ものではなく「やるべき仕事」のひとつであり、「いかに漏れ・抜けなく、効率的かつ効果的におこなうか」を考える必要がある。
どんなに忙しくても部下を向きあう時間を捻出し、また部下の忙しさを把握する事が不可欠だ。


マインドマップ


送信者 Mharuマインドマップ


感想


ある程度の社会人経験を積むと、多くの人がプレイングマネージャーもしくはそれに近いポジションを任せられると思います。
私も過去にそういった経験がありましたが、コミュニケーションの面ではうまくいかない事も多々ありました。

本書では、「部下の予定も自分のスケジュールに入れる」などの実践的なテクニックや、「今の時代、強力なリーダーシップよりもマネジャーシップが重要である」という背景まで学ぶ事ができました。
今後プレイングマネージャーを任された場合には「コミュニケーション第一である」という事を頭に置いて、マネジャーシップを発揮してきたいと思います。

中間管理職で悩みを抱えている方に必見の書です、ぜひご一読ください。

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