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概要


中小企業の成長には、経営の状態を一目瞭然に示し、かつ経営者の意思を徹底できるようなマネジメントシステムが必要である。このマネジメントシステム構築に関するプロセスを統合したメソッドである「BS経営」の手法を紹介する。


目次


1.「BS経営」の基礎知識
2.「BS経営」による経営ビジョンの作り方
3.オープンブックマネジメントは、「BS経営」の推進力
4.「BS経営」を実践する
5.「BS経営」による社会全体の最適化


ポイント


・BSとは
BSとは「どれだけの財産を持っているか」「入ってきたお金がどんな風に使われているか」を具体的な数字で示したものである。PLがフローであるのに対して、BSはストック。特に重要なのが自己資本比率、いくら総資産が多くても自己資本が少なければ優良企業とは言い難い。

・オープンブックマネジメントとは
会計情報を中心とした経営管理 情報を社内で公開共有し、社員のモチベーションを上げ、経営的な観点から業務に取り組み、業績アップにつなげる手法。会社を構成するメンバーが、言葉や文章だけでなく、数時を共通言語として夢やビジョンを語る時、会社は本当に強くなる。

・会社は誰のものか?
一人でも他人を雇い入れて、永続する会社をつくろうと願うならば、会社は経営者と社員も含めた「我々のもの」を飛び越え、お客様や株主、会社とつながるありとあらゆるステークホルダー全般の利益をも考えた「社会のもの」、「公のもの」と捉えるべきである。


感想


経営者向けに書かれた内容のようですが、雇われる側にとっても勉強になる内容でした。従業員としても経営者の立場に立った物の考え方は必要ですし、モチベーションアップにつながると思います。
60歳を過ぎてから大学院入学、MBA取得などとてもパワフルな人生を送ってらっしゃる著者の人生にもとても興味をそそられます。千回登山などの目標も面白いです。
私もいくつになっても心は20代のままで頑張っていきたいと思います。

※本書を読む際には簿記3級程度の知識はあった方がいいかもしれません。

マインドマップ


bs-management

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