【夢が広がる資産運用】投資は世のため自分のため / 澤上篤人
09/02/15
今回のフォトリーディング&マインドマップ化対象書籍は澤上篤人さんの「投資は世のため自分のため」です。
概要
「自分だけ良くなればいい」ではなく、「どうやって住みよい社会をつくっていくか」を考える長期投資の考え方を絵本のように初心者にも分かりやすく説明。
目次
(Part.1)成熟経済は、意外とおもしろいんだって?
(Part.2)自分もガンバって働くが、お金にも働いてもらおう
(Part.3)「みなで良くなろう」というプラス・サムの投資って?
(Part.4)自分や周りの人の生活を見て、お金の大きな流れに乗るだけ?
(Part.5)なにがあっても、円での支払い能力を高めておくのが一番
(Part.6)相場は無視してやると、後からついてくる
(Part.7)長期投資は、わがまま一杯に
(Part.8)長期投資は習うより、慣れろ
(Part.9)複利の「雪ダルマ効果」を味方につけよう
(Part.10)「人生の早いうちにマイホ-ムを」は、そのうち誰も言わなくなる
(Part.11)安心して長期保有できる投信があったなら
(Part.12)目指せ! ファイナンシャル・インデペンデンス
ポイント
・ゼロサム・ゲームではなくプラス・サム
経済活用や景気を下支えして、経済全体のパイを大きくし、それを皆で分かち合うプラス・サムの世界を築こう。
「自分さえ儲かれば良い」ではなく、「どうやって住みよい社会をつくっていくか」が問われる。
・成熟経済ではそれぞれが自分の生き方を自由に追求できる
高度経済成長期は、日本中が歯車のように、やたら騒々しく回転し、みな忙しかった。
成熟経済においては、一人ひとりがそれぞれの目標や人生プランを設定し、自助の精神で生きていく事が問われる。
・長期投資には覚悟も必要
5年後、10年後までジタバタせずに、じっくり待つ事が必要。
結果が出るまでに時間がかかるので、「もう戻れない覚悟」で行動しなければならない。
しかし、長期投資の仕組みはシンプルなので、尻ごみせずに一歩踏み出そう。
・増えたお金を、カッコ良く手放す
お金は抱え込んではいけない、どんどん手放してやらないと経済は動かないし、投資リターンも得られない。
世の中の役に立てて、後々まで人々に喜ばれるような、カッコ良いお金の使い方を学ぼう。
感想
「投資=ギャンブル」と考えている方は結構多いのではないでしょうか?僕もその中の一人でした。
澤上さんの考えは、自分だけが儲かる投資ではなく、世の中を良くするための投資です。
この考えに出会ってからは、投資に対する考えが大きく変わりました。
以前参加した澤上さんのセミナーでこんな質問をしました。
「今から投資を始めようと思っているのですが、アドバイスをいただけますか?」
そして
「若いからお金は持ってないでしょ(笑)、だったら時間を味方につけたらええ。
年とった人は時間はないけど、お金はあるでしょ、そしたらそれを活用したらええ。
是非、美意識と品格を持って投資を始めていただきたい」
という回答をいただきました。
人それぞれ投資に対する考え方は違うと思いますが、投資をしている方や投資に全く興味のない方も是非本書を読んで、澤上さんの投資の考え方を知っていただきたいです。
マインドマップ
Comment
トラックバックはありません。
いつかテニスができればと思っております。