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今回紹介するのは新井 宏征さんの『 グーグルのグリーン戦略』です。
R+から献本していただきました。

概要

グーグルが同社のWebでオフィシャルに公開している「グーグルの環境・エネルギーに関する取り組み」の全体像を紹介

目次

[プロローグ] 今グーグルのオフィシャルブログで起こっていること
[第1章] 世界に広がる環境・エネルギー問題
[第2章] グーグルのクリーンエネルギー革命の促進
[第3章] グーグルの「クリーンエネルギー2030」の提案
[第4章] エネルギー効率の向上で「炭素の足跡」を削減するグーグル
[第5章] データセンターで効率的なコンピュータ利用を目指すグーグル
[第6章] CO2削減を目指すグーグルのグリーン社員プログラム
[第7章] グリーンITの本当の役割
[第8章] 世界の電力事情とスマートグリッドの動向
[エピローグ] 世界がグリーンになるために

ポイント

・RE＜C
実用規模の再生可能な資源によって発電される電力を、石炭火力よりも安く発電することを目的とする。

・RechargeIT
電気自動車の導入を加速させ、「スマートチャージング」の利用を促進させることを目的とする。
Plug into a Greener Grid: RE

Google PowerMeter
消費者が自分のパソコンで、家庭での電力使用量の情報や料金などの詳細なエネルギー情報を、ほぼリアルタイムで確認できる。
Google PowerMeter

・スマートグリッド
ITを活用した次世代の電力網の形態であり、
電力に加えて情報が双方向に流れることで、
電力関連の新しい機能やアプリケーションを利用できるようにすること

マインドマップ

送信者 Mharuマインドマップ

感想

巨大なデータセンターを持つGoogleにとって、電力エネルギーおよびその効率は非常に重要な意味を持ちます。
しかし各種サービスや社員教育、設備等これほどまでに力を入れているとは驚きでした。
(Google.orgにより詳しい情報が記載されています。)

ネットの世界だけでなく、生活インフラにまでGoogleが入り込むのか。
Google PowerMeterの活用やGoogleとスマートグリッドの関連など、これからの生活に関連してくる内容なだけに興味をそそります。

これからの環境問題やGoogleの動向に興味がある方におすすめ致します。