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今回のフォトリーディング&マインドマップ化対象書籍は斉藤孝さんの「斉藤孝の速読塾」です。

概要


単に速く読んだり、たくさん読むだけでなく、「新たな価値を付与して、オリジナルなアイデアや提案、見方が出せる」読書術を紹介する。


目次


1.何をどこまでめざせばいいのか
2.勇気をもって飛ばし読み
3.誰でも今すぐできる速読術
4.速読上級者用プログラム
5.速読を生活にうまく組み込んでいく方法


ポイント


・多読・速読ができると理解力が高まる
本というものを読み続けていると、今までの知識が土台になって、そのうえに新しい知識が積み上がり、さらに土台が広がって、理解力のキャパシティが広がっていく。

・本を読むことは「視点移動」である
「本を読む」とは、自分以外の著者の視点で読む、つまり「視点移動」ができる、ということにほかならない。せっかく本を読むのだから、著者の側、あるいは登場人物に視点を移動し、新しい見方や概念を吸収した方が得である。

・愛より先に「理解する力」を
闘争や戦争、憎しみはみな「理解が足りない」あるいは「理解することを拒否している」ところに生まれてくる。私たちはふだんお互いに対してどれくらいわかりあっているかという点を、愛情の問題とすりかえてしまうが、関係を長期的に安定させていくためには愛よりも「理解する力」が必要なのである。


感想


多読をする事によって様々な視点からモノを考える力を養う、全体の2割を読んで内容を把握するといった点は「レバレッジリーディング」と通じるものがあります。しかし、この本ではビジネス書ではなく、小説の読み方の例が多数出てきます。小説は速読できないと思っている人にはかなり新鮮な内容となっているのではないでしょうか。
斉藤氏といえば3色ボールペンを使って本を読むというのが有名ですが、それは別著「三色ボールペンで読む日本語」にて紹介したいと思います。


マインドマップ


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