【家庭はベースキャンプだ】結婚したら、やっておくべきお金のこと / 中村芳子
10/01/04
今回のフォトリーディング&マインドマップ化対象書籍は中村芳子さんの『結婚したら、やっておくべきお金のこと』です。
概要
「結婚したら、真剣にお金に取り組まないと自分の人生も家族の人生も、満足できないものになる。」
ファイナンシャルプランナーの著者が、お金の管理方法や貯蓄の仕方などを、丁寧に分かりやすく紹介。
目次
第1章 結婚マネーの基本
第2章 結婚マネーのこれは危険
第3章 生活とお金
第4章 仕事とお金
第5章 貯金とお金
第6章 保険とお金
第7章 家とお金
第8章 子どもとお金
第9章 親とお金
第10章 税金や年金とお金
第11章 老後とお金
ポイント
・共働きなら、ホーム口座とホーム財布を
共働き夫婦がプライバシーを維持しつつ、夫婦ともに家計全体を見渡せるようにするには、「ホーム財布」と「ホーム口座」を持つのがお勧めだ。
夫も妻も給料日の翌日に、自分のこづかい分と貯蓄分、保険料を抜いた金額をホーム口座に振込む。家賃や光熱費などの支払いはすべてこの口座に集約させる。
現金でやりくりする分はホーム口座から引き出して、ホーム財布に入れておく。
・ビンボー項目とぜいたく項目をつくって、生活にメリハリをつけよう
節約上手な人は、その人なりにお金をかけることとお金をかけないことを、はっきり決めて実践している。
お金には限りがあるが、自分にとって大切なコトやモノに重点的に使えば、同じ額を使っても満足度はずっと大きくなる。
・口座は目的別に4つ持つ
生活口座:その月の生活費だけが入っている
緊急費口座:病気や事故、失業などの緊急事態のために生活費3か月分を備えておく
取り分け口座:家具や家電の購入、帰省など毎月はかからないが1~2年単位でかかるお金
殖やす口座:長期で積立ながら殖やしたいお金
・お金で時間を買うという発想も大切にしよう
時間をかけることでお金が節約できることは多いが、時間の節約も大きな課題だ。
食洗機などの便利家電を購入したり、お掃除代行サービスなどを利用したりすることで、時間を節約することができる。
感想
本書では結婚後に必要となるお金の知識が実に分かりやすく説明されています。
さらに素晴らしいのは、節約のテクニックだけでなく、人生全体を視野に入れた上でのアドバイスも記載されている点です。
「夫婦で同じ方向を向いて歩んでいけるよう、腹を割ってお金の話をしよう」「マネープランよりまずキャリアプランを考えどんなスタイルで仕事をしていきたいのかを考えよう」等、非常に参考になるポイントが満載です。
結婚した人も結婚する前の人も、お金に強い人もそうでない人も買って損はない1冊だと思います。
私は今日妻にマインドマップを見せながら説明しました。
これからじっくりとマネープランを立てていきます。
マインドマップ
送信者 Mharuマインドマップ |
Comment
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はじめまして。
サイト運営をしている者なのですが、相互リンクしていただきたくて、コメントいたしました。
下記のURLから、相互リンクしてもらえると嬉しいです。
http://hikaku.link-z.net/link/register.html
ご迷惑だったらすみません。突然、失礼しました。
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