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今回は鹿田尚樹さんの「大事なことはすべて記録しなさい」と奥野宣之さんの「情報は整理しないで捨てなさい」を、ペア書評という形でお届けしたいと思います。
「情報は整理しないで捨てなさい」は先日、奥野宣之さんご本人からいただきました、ありがとうございます。

概要


・情報は「整理」しないで捨てなさい
大量の情報の中から、自分にとって「使えない部分」をどんどん捨てて、目の前から消し去る。
反対に「使える部分」は、アイデアの材料としてじっくり料理する。
本書では、戦略的なインプットを通じて、アウトプットに違いを生むための紹介を行う。

・大事なことはすべて記録しなさい
「記録」とは、「成功のブースター」であり「仕事のブースター」である。
「大事なこと=あなた自身のこと」をただ記録するだけで、チャンスが次々とやってくる。


ポイント


・情報は「整理」しないで捨てなさい

・戦略的インプット
大量の情報の中から、「使えない部分」をどんどん捨てて、目の前から消し去る。
反対に「使える部分」は、アイデアの材料としてじっくりする。
この戦略的インプットが、人とは違うアウトプットを生み出す。

・インプットのフロー
1.目をつくる
2.広く情報に触れる
3.使えるかを判断する
4.捨てる・拾う


・大事な事はすべて記録しなさい

・記録の方法
あらゆるツールを使う
(多種多様なツールを使ってなんでも記録しておく)
整理・分類・ファイリングはしない
(ちょっとしたルールを押さえていれば、一発検索・すぐに活用できる)

・記録のルール
1.大事なことはすべて記録する
2.日付と時間を書く&整理・分類しない
3.「箇条書き」&「単語」で書く
4.1つのページに、1つのコンテンツ
5.1日5分、記録を読み返す


マインドマップ


送信者 Mharuマインドマップ


考察


情報について、奥野さんは「いかにしてインプットを行うか」、鹿田さんは「いかにして記録するか」に焦点をあてています。
焦点を当てる場所が違うだけで、決して反対の事をいっている訳ではありません。

両者に共通しているのは「整理しない」という事。
奥野さんは「入り口で情報を取捨選択するから整理する必要がない」、鹿田さんは「記録方法を工夫すれば整理する必要がない」と書いています。

そしてもう一つ共通するのは「自分発信の事は必ず記録する」という事。
思いついたアイデアや、感じた感覚などは記録しておかないとすぐに忘れるし、ググッてもヒットしないですしね。


感想


情報があふれかえっている現代において、奥野さんの「戦略的インプット」は役立つ場面が多いと思います。
特に9つの判断基準(再現性、効率性、コスト・・・)はシンプルでわかりやすいものばかり。
まずは「再入手可能なものは捨てる」という事を意識していきたいと思います。

一方、鹿田さんの記録術で私が真似をしているのは「家中にペンを置く」という事。
最近はジョギング中にアイデアを思いつく事があるので、iPhoneのボイスメモなどの利用も考えています。

いかに情報を取捨選択するか、そしていかに記録するか。
現代のビジネスパーソンにとって重要なスキルを身につけるためにも、この2冊をセットで購入する事をおすすめします。

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