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今回のフォトリーディング&マインドマップ化対象書籍は小飼弾さんの『小飼弾の「仕組み」進化論』です。

概要


5年後、10年後のあなたの「居場所」をつくるためにすべての仕事を進化させる方法


目次


Part0 仕組み作りが仕事になる
Part1 仕組みの仕組み 仕組みを作る前に知っておきたいこと
Part2 仕組みを作り直す 目の前の仕事を20%の力でこなす仕組み
Part3 仕組みを使う 仕組みのコストとテストを考える
Part4 仕組みを合わせる チームで仕組み合うために
Part5 仕組みと生物 「新しい仕組み」を作るヒント
Part6 仕組みの未来
あとがき 本書ができあがるまでの仕組み


ポイント


・新20%ルール
従来の仕事を今までの20%の枠に収め、残りの80%の時間で新たな仕組み作りをする。

・あらゆる仕組みは、「テコ」と「奴隷」でできている
自分の力を別の形に変換する道具=「テコ」と、自分以外の力を他から借りる=「奴隷」で仕組みは成り立っている。

・仕組みのつなぎ方には直列と並列がある
直列的に仕組みをつなぐことは、主に効率性向上のため。
並列的なつなぎ方は、安全性向上のため。
生き残るためには安全性の高い並列的な仕組みを作る必要がある。

・十分に発達した仕事は遊びと区別できない
仕組みを探す仕事というのは、楽しそうで遊んでいるようにしか見えない事もある。
ただし、楽しいかもしれないが、決して楽ではない。


感想


これまでの仕組み本と違い、仕組みの「負」の部分にも触れられた1冊。
そしてプログラマーでもある小飼さんらしい仕組み論が展開されています。

仕組み化はプログラマーから学べということで、プログラマー三大美徳である「怠慢」「短気」「傲慢」に触れられていますが、自分としてはまだまだできていない部分が多く、改めて意識するいいきっかけとなりました。
(怠慢が美徳?と思われた方は本書を読めば納得いただけます)

また、時間の80%を使って新しい仕組みを作り出す必要性についても十分理解できました。
まずは少しずつでも新しい仕組み作りに費やす時間を増やしていこうと思います。

ちなみに先日、ある事がきっかけで小飼さんと晩ご飯を食べに行ってきました。
評判通り、ユニーク過ぎる方で楽しい時間を過ごさせていただきました。
怒涛の勢いでIT業界や今後の世界について語られていたたのですが、どの話も斬新で、何を聞いても予想もつかないような答えが返ってきます。

こういうある分野で突出した能力を持っている方とお会いしていつも感じているのは、
皆さん何十年も未来を見越して物事を考えているという事です。
そしてマクロな視点とミクロな視点を併せ持っているという事も挙げられると思います。

有用な情報を得ただけでなく、考え方についても勉強となりました。
小飼さん、貴重なお時間をありがとうございました。


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