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社会人であれば誰しも一度は自分のキャリアについて悩んだことがあるのではないでしょうか?

私は26際の時と33歳になる今年で2回転職をし、キャリアについて深く考える機会がありました。
今回は私が自分のキャリアを考える際に参考にした「キャリアデザイン入門〈1〉基礎力編」という書籍をご紹介したいと思います。


キャリアの成功とは

キャリアの成功とは、自己イメージ(アイデンティティ)と照らしあわせた基準で、仕事にフィット感・納得感がある状態であり、世の中の一般的基準による「他人より多い収入」とか「同期よりも早い出世」とか「名誉ある地位」とか「あふれるほどの資格」とかではない、仕事を通じて自分が活かされていると実感でき、幸福感を味わえる状態である

ついつい目先のお金や見栄に目がいってしまいがちですが、仕事に対するフィット感がなければ決して幸せとはいえないでしょう。

ではキャリアの成功を実現するために、どのような思考と行動が必要なのか。

キャリアデザイン入門では「年齢段階(もしくはキャリア段階)に応じて、適切に行動し、能力を高めていくことがキャリアの成功に必要だ」と述べられています。

それでは一体どの段階でどのような能力を高めていけばいいのでしょうか。


「筏下り」と「山登り」のキャリアモデル


年齢段階に応じてキャリアモデルを「筏下り」と「山登り」に分けて説明されています。

社会人になってから30代半ばまでの「筏下り」の時期は、

・ゴールを決めず短期の目標を全力でクリアしていく
・偶然による仕事や人との出会いを歓迎する

という事を通じて仕事を進める上での「基礎力」を身につけていきます。

そして30代半ばからの「山登り」の時期は、

・ゴールを明確に決めて全エネルギーを集中してそのゴールを目指す
・仕事への取り組みは計画的・戦略的に行い、目指す山に関係ない仕事はしない

という事を通じてプロフェッショナルとして専門力を身につけていきます。

30代半ばというのはあくまで目安なので、人によってはもっと早い段階でプロフェッショナルへの転換が求められているのかもしれませんが、この筏下りと山登りのキャリアモデル自体は普遍的なものなのではないでしょうか。



筏下りの時期に身につけたい5つの基礎力


筏下りの時期はただ偶然に流されてて仕事をしていればいいかというとそういう訳でもありません。
目の前の目標に取り組みつつ、その中でどのような能力を身につけていくべきなのかは考えておく必要がありあす。

1.対人能力
コミュニケーション能力に近い概念だが、より広くリーダーシップ的な概念も含んだもの。
他者との間に豊かな関係を築く「親和力」、目標に向けて他者と協力しながら仕事を進める「協働力」、場をよみ、組織を動かす「統率力」から成る、基礎力のなかでもとりわけ重要な能力。

2.対自己能力
自分自身の感情を制御し、自分を動機付け、良い行動を習慣付ける能力
気持ちの揺れを制御する「感情制御力」、前向きな考え方ややる気を維持する「自信創出力」、主体的に動き良い行動を習慣づける「行動持続力」から成る。
いくらスキルがあっても対自己能力が低ければ成果は出ないため、重要な能力である。

3.対課題能力
課題の所在を明らかにし、必要な情報分析を行う「課題発見力」、課題解決のための適切な計画を立てる「計画立案力」、立案された計画に基づき、それを実際の行動に移す「実践力」から成り、問題解決力とも言う。
マーケットが飽和状態で顧客に対する問題解決力が売上を左右する要素になった事、従来のルールに従うだけでなく変革が求められるようになってきた事を受け、近年特にその重要性が高まっている。

4.処理力・思考力
早くものを理解し、習得し、答えを出すことができる力。
処理力は「言語的処理力」と「数量的処理力」に分けられ、思考力は「論理的思考力」と「創造的思考力」に分けられる。

5.仕事に向かう態度
仕事に対する姿勢である「動機」と、なぜ仕事をするのか、仕事を人生の中でどのように位置づけるかという職業観である「価値観」から成る。
正確には態度は能力とは言えないが、能力とは密接な関係があり、態度が能力を押し上げることもあれば、能力が態度を促進することもある。



登る山の見つけ方


自分はこの山を登るんだ!という明確な目標が決まっている方は良いのですが、多くの方は「自分は一体どういう事がしたいんだろう」と悩んでいるのではないでしょうか。

私は今年「自分の登るべき山」が見つかり、その山を登るための転職をしました。
実は転職活動を始めた当初はまだ見えていなかったのですが、転職活動を通じて目指すべき山が見つかったのです。

悩んだ時は一生懸命考えぬくことも大事ですが、とにかく色々な人に会って話をしてみることをおすすめします。

私は複数の転職エージェントに自分が今考えていることを話していくうちに、考えが整理されて自分の目指すべき方向が見えてきました。

決して転職をすすめている訳ではないのですが、自分のキャリアについて相談する時に転職エージェントはうってつけの相手です。
利用自体は無料の場合が多いので、今後のキャリアについて真剣に考えてみたいという方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

今回の記事がキャリアデザインについて悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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