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orekike
Photography by Kenichi Hisaoka

先日@msngさん主催の「俺聞け11」に参加してきました。
「俺聞け」とはウェブに関連して「いまこれが気になる!」という話題を発表したり、そういう話を聞いて「へー」などと言ったりするイベントです。

5度目の参加になるのですが、今回もエンジニアやライター、漫画家の方などのバラエティ豊かなプレゼンが聞けて非常に楽しかったです。

懇親会の料理やお酒にこだわっていたり、プロのカメラマンが撮影してくれるのも俺聞けの特徴、ご興味がある方はぜひ一度足を運んでみてください。

さて今回の俺聞けでは「新米パパを支える技術」という発表をしてきました。


1歳半の娘を持つ私が、様々な技術を活用して育児ライフを快適にしようとした試みの記録です。
お子さんを持つ新米パパのみなさんのお役に立てれば幸いです。

本記事ではプレゼンで紹介した製品をもうちょっと詳しくご紹介したいと思います。
まずは手軽に使える「アプリ編」のご紹介から。

nicori


子供の写真を管理するアプリはたくさんあるのですが、色々試してみた中で一番よかったのが「nicori」です。子供の写真を日付ごとに記録し家族で共有できるアプリなのですが、共有できる相手を選択できたり、ガラケーからでも写真を閲覧できるなどシンプルな操作性ながら細かい点にまでこだわって作られています。
基本無料で使うことができ、動画を記録しておきたい場合のみ有料(月400円)となります。


nohana


毎月1冊送料のみでフォトブックが作れる「nohana」、有名なので結構使っている方も多いかもしれませんね。スマホで撮った写真にコメントを入れて送信するだけという手軽さと、なんといっても値段の安さが魅力です。
画質はそれほどよくないのですが、高画質写真仕上げというオプションもありますので、大事なイベント等の場合はそちらを使うのもアリかと思います。


Money Forward


面倒くさがり屋のための家計簿ソフト「MoneyForward」、私と妻で銀行口座を6個所持しているのですが、それら全ての残高状況や出金・入金の流れが一目瞭然になります。現金での支出に関してはレシートをスキャンできるアプリ「ReceReco」とMoneyFowardを連携させることで管理可能です。
家庭の資産状況が一目で分かるのが最大のメリットではあるのですが、最大のデメリットでもあり、奥さんに隠れてこっそり買い物したい場合は注意が必要です。


Walk Up Alarm Clock


育児につきものの悩みといえば「寝不足」。うるさい音が鳴ろうが、スヌーズ機能があろうが眠たくてついつい二度寝をしてしまいがちです。
Walk Up Alarm Clock」は、スマホを持って一定歩数歩かないとアラームが止まらないアプリ。
歩くのが面倒なんでアプリを終了させようとしても、警告メッセージが表示されて終了できないという仕様。これなら朝寝坊の心配はないですね。


速Reminder


Apple純正のリマインダーよりも速くタスクを追加できるのが「速リマインダー」です。
純正リマインダーだとタスクの追加に7ステップかかってしまうところ、速リリマインダーなら5ステップに短縮可能。その他にも通知センターからの起動、時刻のショートカット登録など細かい機能が搭載されています。サクサクタスクを追加できるのが気持ち良いのでぜひ使ってみてください。


Launch Center Pro


Launch Center Pro」はいわゆるランチャーアプリなのですが、パラメータを設定することによって、例えばメールの宛先と本文が入力された状態でアプリを起動することが可能になります。
「妻へのメール」「母親への電話」など日頃よく使うアクションを登録しておけば、瞬時に実行できて便利です。


続いて「ハード編」です。最近流行りのIOT関連の製品を使ってみました。
ある程度コストがかかるのでアプリ編より敷居は上がりますが、どれも便利なものなのでご興味がある方はぜひお試しください。

IRKit


テレビ、DVD、エアコン、照明、コンポ等、それぞれ別のリモコンで操作するのは面倒臭いですし、子供が散らかしてリモコンが行方不明なんてことも日常茶飯事。そんな時に役立つのがWiFi経由で家電を操作できるリモコンデバイス「IRKit」です。
リモコンの赤外線信号をIRKitに記録させておき、「リモコンNK」等のアプリでIRKitに命令を送ることで家電を操作することができます。
ワンタップで部屋中の家電を一斉にオンにするなんてことも可能で、これがまた気持ち良いです。


hue


WiFI経由でコントロールできる多機能LED電球の「hue」は、前々から活用していて以前活用法を発表したこともあります。


タイマー機能や位置情報にもとづいてオン/オフする機能、そしてIFTTTにも対応しているので活用範囲はかなり広いです。ある程度生活リズムが固定化されているなら時間で照明のオン/オフと色をコントロールしておけば便利です。


estimote beacons


iBeacon対応のビーコン端末の「estimote beacons」、昔は技適が通ってなくて日本で使えなかったのですが、今は大丈夫なようです。「Beecon」アプリを使えばhueとestimote beaconsの連携が簡単にでき、ビーコンを検知したらhueをオンにするということが実現できます。


littleBits


プログラミング不要、ハンダ付け不要、磁石で簡単に組み立てられる電子工作キットの「littleBits」、TEDで見て衝撃を受けて以来、いつか欲しいと思っていましたが今回やっと手に入れることができました。


スイッチやブザー、センサーなどを使って様々な装置を作れるのですが、WiFi接続ができるモジュール「cloudBit」を接続すれば、IFTTTを利用してlittleBitsのアクションをトリガーにメールやツイッター、hueなどでアクションを実行することができます。

今回は郵便物を音で検知してスマホにプッシュ通知する仕組みを作ったのですが、組み立て自体は磁石でくっつけるだけなので1分、cloudBitの設定は5分程度でできてしまいました。
littleBitsの遊び方についてはまた別途記事にて解説しようと思います。


ここからはまだ買っていないものの、気になっている商品のご紹介。

そらビーコン


アプリで毎朝天気をチェックはするものの、いざ家を出る時になったら傘を忘れて会社帰りに気づくという経験はないでしょうか?それを解決してくれるのがこの「そらビーコン」です。
ビーコンを玄関に置いておけば、そこに近づいたタイミングで天気をお知らせしてくれます。これで傘を忘れずにすみますね。


WeMo Switch


WeMo Switch」はWiFi経由で電源のオンオフができるスイッチです。
こういう製品は他にもありますが、IFTTTに連携している点が魅力です。


LUNA


今年の8月に発売予定の「LUNA」は快適な睡眠を提供してくれるスマートベッドカバー、温度調整や睡眠ログの記録、アラームなど様々な機能が搭載されています。


akerun


今年発売予定のスマートロックシステム「akerun」も注目です。手にいっぱい荷物を抱えて帰ってきて、玄関の鍵を開けるのも一苦労、そんな悩みを解決してくれます。
鍵のつまみの部分にakerunを取り付ければ、スマホを認識して中から鍵を開けてくれます。発売が待ち遠しい。


それにしてもこんなに色々なことができるなんて、なんとも便利な時代になりましたね。
どれも手軽に使えるものばかりなので、ぜひご活用ください。

こんなのもあるよ!というご意見があればブログのコメント欄かTwitterまでご連絡ください。

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