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概要


終身雇用がなくなった現在、「その会社にとって必要な人材」など何の意味もない。
これからはどこに行っても通用する「できる人」にならなくてはいけない。
「できる人」の基準とその見抜き方を”採用の超プロ”と呼ばれる筆者が紹介。


ポイント


・人生の目標バーを高くできるのは自分だけ
人間は自分の目指したもの以上のところに到達することはない。
人生の目標バーをどれだけ高く設定しているかが重要だが、他人が高さを変えてやることはできない。

・やりがいのある職種とか、やりがいのない職種があるわけではない
どんな仕事をしていても、仕事内容そのものにやりがいを持てる事は、現実ではあまりない。その人がやる仕事の結果に、期待がかかっているときにやりがいは生まれるのである。

・生きがいのない人が仕事にやりがいを持つのは難しい、逆もまた然り
仕事とは人生の上に乗っかっているものだ、この二つを切り離して考えることはできない。
仕事で逃げていても、人生では逃げていないということがありうるだろうか。

・スピードとクオリティーは比例する
仕事のスピードが速い人間は、間違いなく仕事のクオリティーも高い。
仕事は遅いけれど、おいしい料理を出す料理人などいないのだ。

・「仕事選び」は「生き方選び」である
仕事選びは、どういう人生を選ぶのかで決まってくる。何のために生きるのかどんな生き方をしたいのかを考えなければ、仕事選びなどできないだろう。

・「できる人」にとっては、仕事もプライベート
仕事とプライベートを分けたがる人の多くは、「プライベート=人生」という構図で考えており、仕事を経済的な手段としかとらえていないと言えるかもしれない。
しかし、仕事をしている時間は、人生のかなり多くの部分を占めており、それが、できれば放棄したいくらいイヤなものだとだとしたら、その犠牲はあまりにも大きい。
仕事もプライベートも、全部人生の上に乗っかっている部品のようなものだ。
どこからが仕事で、どこからがプライベートだなどと分けることはできないし、そんな仕事の仕方は幸せだとは言えないだろう。


感想


以前の私は「プライベートと仕事を分けて考える」「どんな生き方をしたいか分からない」「人生の目標が分からない」典型的な「できない人」でした。
確かに仕事をしているとつらい思いもしますが、やりたい事を明確にし、一生懸命取り組めば、大きな喜びを得られると思います。
この本を読んで仕事に対する意識が変わり、目標が見つかった今、以前よりはるかに充実した日々を送っています。
「できない人の思考」に陥っている方に、是非読んでいただきたい本です。

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