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概要


「すべての人に平等である時間を、いかに有効に自分の幸せのために投資するか」
というノウハウが詰まった本。


ポイント


・時間をつくるために時間を投資しよう
ある一定の時間を時間づくりのために投資することで、意味のある時間を増やすことができる。
例)定期的な運動は、将来の自分が健康で、集中力もあって、体力も保っていられるための投資。

・時間管理のポイントは、いかに、「浪費」や「空費」にあてている時間を「投資」に回して、その結果を意味のある「消費」につなげるか、ということ
投資:緊急性は低いが、必ず将来の時間に役立つ取り組み(学習)
空費:重要でもなく、緊急性もないこと(テレビをだらだら見る、暇つぶし)
消費:日常生活の中で、緊急かつ重要なこと(仕事の打ち合わせ、営業)
浪費:緊急だけれども重要でないこと(通勤、飲み会)

・やることを減らそう
時間管理とは、やる事を減らすことと同義である。
無意味に時間をとられている「時間泥棒」をやめたら、明日から何が困るのか自問自答して下さい。多くの場合、ほとんど困ることはありません。

・日本人の労働生産性
日本人の労働生産性は、OECD先進諸国中最低、アメリカの約7割しかない
なぜ、日本人はだらだら働くのでしょうか。それは、日本は終身雇用が一般的で人材の流動性が低いため、働かせる側は解雇ができない代わりに、なるべく長い時間使い倒してやろうと考えているからです。そのため、人事評価や昇進のシステムそのものが、長時間労働をする人に有利になるようにできているのです。


実行してみた


私はこの本を読んでテレビを見る時間を激減させる事に成功しました。
中には10年以上かかさず見ていた愛着のある番組もありましたが、勝間さんのおっしゃるように「やめた事で何も困る事がなかった」のです。

読書を始めて色々な時間管理の本を読むようになってから、勝間さんほどではないにしろ、ある程度はうまく時間を使えるようになってきました。
理想の時間配分は「投資(30%)」「空費(10%)」「消費(50%)」「浪費(10%)」だそうです。私の一日をまとめると以下のようになります。

 06:30~08:00 英語音読、読書、朝食を取りながら新聞を読む(投資)
 08:00~08:30 着替え、仕事の準備(消費)
 08:30~09:30 英語のリスニング、読書をしながら通勤(投資)
 09:30~18:30 仕事(消費)
 18:30~19:30 英語のリスニング、読書をしながら通勤(投資)
 19:30~20:00 食事(消費)
 20:00~21:00 入浴(消費)
 21:00~22:30 部屋の掃除、ネットサーフィン、雑誌を読む(浪費50%,空費50%)
 22:30~23:30 購読しているブログ、メルマガのチェック。自分のブログの更新(投資)
 23:30~24:30 英語学習、読書(投資)

「投資(30%)」「空費(4.5%)」「消費(61%)」「浪費(4.5%)」になりました。
なかなかいい感じですね!でもまだまだ改善点はあります。
集中が続かなかったり、気づいたら寝てしまっていたなんて事もありますので・・

こういう生活をしていると「本当にそれで楽しいの?」と言われたりもします。
今までは毎日の生活で成長を実感する事がなかったのですが、今は色々な場面で実感できます。自分の知識が増え、できる事が多くなり、成長していける。
こんなすばらしい事はないのではないでしょうか。
これは言葉で説明するより実感してもらうのが一番です。

是非この本を読んで、時間管理法を身につけて下さい!

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