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概要


人間の行動に関するさまざまな問題を解決する手法を学び、
「すごい実行力」を身につけるための本。


ポイント


・実行できない2つの理由
1.やり方がわからない
2.やり方は知っているが、続け方がわからない
実行できないのは能力や性格のせいではなく、やり方・続け方を
知らない事が原因。

・実行力を身につけるための3つの方法
1.行動の動機づけ条件をつくる。
「仕事の能率を上げたい」は動機づけ条件というより目標。
「家族との時間を確保したい。そのために、仕事の効率をもっと上げたい」
というのが動機づけ条件になる。つまり行動に直結した動機が必要。
  
×大金が欲しい ○豪邸が欲しい
×収入を増やしたい ○車を購入したい。そのためにお金が必要。

2.行動を測定する。
結果だけを測定してはいけない。結果はあとからついてくるもの。
行動をコントロールすることで、結果を変えよう。
例)契約件数ではなく、訪問件数をカウントする

3.行動を妨げるものを排除する。
抑制したい行動の「誘発条件を取り除く」「動機づけ条件を取り除く」
「ハードルを高くする」。
例)苦手な業務を後回しにする癖を減らしたい場合は、
  「期限を上司に宣言する」「数時間後にアポを入れる」


実行してみた


「勉強中にうたた寝してしまう」という習慣をなくす事ができました。
ポイントは行動のハードルを高くした事です。
以前はソファーに座ってローテーブルで勉強していました。
なのですぐに横になる事ができ、気づいたら寝てしまっていたなんて事が日常茶飯事でした。
そこで、変わりにビジネスチェアーとデスクを設置してみました。
そうするとうたた寝に対するハードルが高くなり、見事になくす事に成功しました。

なんだそんな事かと思われるかもしれません。
そんな人は試しにテレビのリモコンを別の部屋におくようにしてみて下さい。
それだけでもテレビを見る時間を減らす事ができると思います。

このような「行動科学マネジメント」はアメリカでは当たり前のように、取り入れられているそうです。
是非この本で良い習慣を身につけて下さい!

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