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概要


歯車として会社に回されていた人間には自分で生きる知恵はおろか、歯車を動かすすべさえ思いつかない。「会社の歯車から抜けだす」=「会社を辞める」ではない、普段から歯車ではないという自覚を持ち、主体性を発揮し、自分の力で歯車を動かすようになろう。


まとめ


・成功のイメージを考えてください
ここで大切なのは「成功した人になりたい!」と願ってはいけないのです。願うのではなく、自分はすでに「成功した人になった。」と思い込むのです。億万長者ジム・ローンの言葉に「成功者のように振舞いなさい。」とはよく聞かされますが、この言葉のニュアンスの違いが重要です。~略~
よく日本では言霊のチカラといいます。自分の口で言い、自分の耳で言葉を聞くと、脳の潜在意識の中で反復されます。悪い言葉を使うと自分に無意識に返ってきてしまったりするのもそのためです。

・成功するパワーを身につける
ビジネスで成功してお金持ちになった人の多くは、「成功」とは、未来にあるものではなく、「今」にあるものだと言います。なにか成功すると、そこに「幸せ」があるような気がしますが、実際は「今」が幸せでない人は、金持ちになっても「幸せ」ではないのです。未来は「今」の積み重ねであるので、「今」を幸せに生きることが結局は成功に繋がるのです。
私が考える「成功の定義」は、お金で測るのではなく、「どのような人物になったか」です。外側のものではなく、人間の内側の心に何があるか、どのような思いがあるかのほうがはるかに重要なのです。

・お金に負けてしまってはいけない
私のメンターは、「成功の大きさは、他人に与えた幸福の量と深さの総和である。」と教えてくれました。

・自分ひとりでの成功はない
あなたが社会に貢献して成功したいと願ったとしたら、まずは土台を作ってください。自分も家族もしっかりしていないのに社会に貢献できるわけがありません。

・すべての人がお互いに繋がり合っている
古典心理学の権威であるユングはこう言っています。実は潜在意識は深いレベルでは、すべての人がお互いに繋がり合っていると説明しています。だから、心に強くイメージしたものや何かを望んだときは、それを実現するために必要な人とである機会が与えられると言われているのです。~略~人々がお互いに繋がっているならば、相手に嫌な気持ちを与えたりすることは、自分に嫌な気持ちを与えるのと同じことなのです。


感想


「成功」に関する本は色々読みましたが、この本からは特に感銘を受けました。「成功=お金」と考える人が多い中、こういった考えを持てる事はすばらしいと思います。私もより多くの人に幸せを届けられるよう頑張っていきます。
ユングの言う概念は私はすんなり受け入れる事ができました。なぜなら、本を読み始めてからというもの、「もっと多くの人に読書で得た知識をアウトプットしたい」と願えばプレゼンを依頼する人が現れ、「WEBの仕事に就きたい」と願えばスカウトマンが現れ、「ビジネス本の著者に会いたい」と願えばセミナーが開かれ、「別業界の人と話がしたい」と願えば、以前仕事をした人から連絡があったからです。日頃から準備をおこたらず、目標を意識していれば、キーパーソンは現れるものですね。

性別・年齢問わず、全てのビジネスパーソンにオススメです!

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