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概要

「つまらない仕事はありません。仕事をつまらなくする考え方があるだけです。」
そういう事を教えてくれた3人の方達の物語と、仕事が感動に変わる、5つの心構えの紹介。

まとめ

・仕事の意味を考える
 仕事の意味を忘れてしまうと、目の前の出来事に翻弄され、それらに対処するだけで精一杯になってしまうでしょう。
 いつも何かにおいかけられるように、ただあわただしく生活することになってしまいます。
 一方、仕事の意味を実感している場合は、目の前のことに振り回されることがなくなります。どのような出来事が起ころうとも、それらは本来目指していることをするための課題でしかないからです。

・ものごとを前向きに受け止める
 どのような出来事も自分の受け止め方によって、その後はまったく違った結果になります。
 この受け止め方というのは、性格でなく選択です。
 人はいつでも自分の意思によって、どのような選択をするかを決めることができます。もともと考え方とは、生まれながら身につけてしまっているものではなく、その都度、自分で自由に選択することができるものです。
 そして、その選択の習慣化が、その人の人生になります。

・自己原因で考える
 問題を他人や環境のせいにした瞬間から、問題の解決は難しいものになってしまいます。
 個人や環境のせいにしても、他人や環境は思い通りにならないからです。他人や環境のせいにして、「ああして欲しい」「こうして欲しい」と他に期待するほど、裏切られて、不満が募るようになっていくだけです。
 つまり、不満を作り出しているのは、他でもない自分自身なのです。

感想

 大事な事がコンパクトにまとめられていてとても読みやすかったです。3つの物語には心を温められ、そして勇気づけられました。特にタクシー運転手の話には体が震えました。
 「仕事の意味を考える」、重要ですが忘れてしまいがちな事ですよね。コピーを取る作業にも感動を見つけてしまう筆者には脱帽です。

最後はこんな言葉でしめくくられています

 生きることは、感動を見つけ、そしてつくりだすことです。どこで生まれ、どのような仕事をしていたとしても、そこで感動を得ることは必ずできると思います。
 私たちは感動するために、生まれてきたのですから。

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