【頭の中にしか答えはない】検索は、するな。 / 安田佳生
09/06/14
今回のフォトリーディング&マインドマップ化書籍は安田佳生さんの「検索は、するな。」です。
概要
プロローグより
人は何かを知りたいときに、すぐにその答えを外に求めようとする。
誰かに聞いたり、本を読んだり、ネットで検索をしたり。
だが、いくら探しても答えは見つからない。
答えは唯一、あなたの頭の中にしか存在しないからだ。
頭の中に答えがある。いや、頭の中にしか答えはない。
目次
Part1 すべては脳みそから始まる
Part2 自分の頭で考える
Part3 温泉はいらない、マグマが出るまで掘れ
Part4 伝わる極意 感じるセンス
Part5 「好き」が決める、世界の行方
ポイント
・「わかる」には三段階のレベルがある
人がものごとを伝える目的は、相手の行動を変えさせるところにある。
だが伝えたいことをきっちり伝えて理解してもらえたとしても、必ず相手のアクションにつながるわけではない。
「わかる」には三つの段階があり、最も深い理解の段階「レベル3」までいかないと、人はアクションを起こさない。
1.内容を理解する : 相手が何を言っているかわかる
2.同感する : もともと自分の中にある感情と一致する
3.共感する : 相手の感情に触れたことによって、自分の感情がそこに一致する
・素直すぎる人が仕事ができない理由
素直すぎる人は、受け入れたものすべてを受け流してしまう。つまり、すべての情報が素通りしてしまう。
成長していくためには、100%受け入れる事が大事であると同時に、100%疑ってみることが必要だ。
信じる性格を持ち、疑う習慣を身につけよう。
・失敗は「点」、成功は「面」でとらえる
失敗というのはかけ算ゼロのようなもので、失敗のポイントがあると他にどんないい条件があっても失敗してしまう。
成功はいろいろな要素が組み合わさってできるもので、レシピのようなものである。
レベル1「レシピを守る」、レベル2「レシピを変化させ、味を守る」、レベル3「味そのものを変える」というようにレシピをレベルアップさせよう。
感想
「わかる」には三段階のレベルがある、という言葉にハッとしました。
確かに読書習慣や英語の勉強が続いているのも、「内容を理解している」だけではなく「共感した」からだと思います。
本を読んで相手の感情に触れ、僕の感情がそこに近づいたんですね。
では、僕の意見で相手に「共感してもらう」にはどうしたらいいか。
これも本文に書いてあります。
「北風のように思いのたけをぶつけるのではなく、太陽のようにその感情に至った背景、ストーリーを降り注ぐ。」
確かに、今振り返ってみると評判の良かったプレゼンはこの手法を用いていたような気がします。
それにしてもこういった事を文章にする著者のセンスには脱帽です。
伝えるには、比喩、表現力も必要ですね。
この本の内容は本当に深いです、ぜひご一読を。
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インフォトップ出版の串田と申します。
私共インフォトップ出版は、来月の10月に、2冊の新刊を発売いたします。
つきましてはこの2冊を献本させていただき、発売前にご覧頂きたいと考えまして、
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10月上旬
【仕事に役立つ交渉術】
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10月下旬(予定)
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