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昨日、関西書評ブロガー仲間のスマイルシグナルさん主催の「2010 年代の新しいビジネス書の書き方・読み方講座」に参加してきました。

まずは、マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長の内藤忍さんによる「ビジネス書の読み方」講座。

クールなイメージの内藤さんですが、話す内容にユーモアが散りばめられており、とても楽しく聞く事ができました。
例えて言うなら「冗舌な哀川翔」といったところでしょうか。

内藤さんは必ず現物を見てから本を買うそうで、「装丁・目次・レイアウト」に一体感があるかどうかが、買う基準になるとの事です。
でももしハズレ本に当ってしまったら、読むのをすぐやめること。
金銭コストよりも、ムダな時間を使ってしまう時間コストの方が大きいからですね。

株価が下がってももったいないからといって保持しておかずに、見切りをつけて早めに売る(損切り)のと同じだと、内藤さんらしい例えで説明されていました。


そして、買った本は折り目をつけたり、線を引いたりしてとことん汚す派らしいのですが、どうしてもそのままにしておきたかった本があったそうです。

その本がこちら


装丁がめちゃくちゃ綺麗らしいです、タイトルも気になりますね。


次に登場されたのが、ディスカヴァー・トゥエンティーワン取締役社長の干場弓子さん。
今度は「ビジネス書の書き方講座」です。

干場さんには初めてお会いしたのですが、もう勢いに終始圧倒されっぱなしでした。
キレのあるユーモアを交えたマシンガントーク、例えて言うなら「標準語の綾戸智恵」でしょうか。

主役は聞き手(読者)である、問題意識が発見力を生む、創造はズレがら生じるなど、ビジネス書を書く立場でなくとも大変参考になる話をされていました。

仕事をバリバリやっていそうなイメージだったのですが、意外と効率化やスキマ時間の活用などは好きではないそうです。
ボーッとしている時にアイデアが湧いてくる、一見関係なさそうなところから創造性は生まれると強調されていました。

そして干場さんは「何でいつもそんなに元気なの?」と言われるそうですが、こんな事をおっしゃっていました。


「人は誰でも生来、元気でご機嫌。
無理にそうなろうとするのではなく、それを妨げているものを外そう」


そしてこれは、社名の「DIS + COVER」(覆いを外す)ともリンクしていているんです。
本当にすばらしい言葉ですね。


その後も二人の対談も面白い話ばかり、会場は終始笑いにつつまれていました。

本当に内容の濃い、面白いセミナーでした。
次回のスマイルシグナルさんの企画にも期待したいと思います。

参考リンク

2010 年代の新しいビジネス書の書き方・読み方講座に参加してきました! by 山といえば川

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  1. 標準語のあやとちえに笑った!なんと的確なんでしょう^^

    • Mharu
    • 2010年 6月 21日

    >大志さん
    でしょ!
    あの迫力には参りました、またお会いしたいもんです

  2. いつも楽しく観ております。
    また遊びにきます。
    ありがとうございます。

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