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今回紹介する書籍は村中 剛志さんの『「先読み力」で人を動かす』です。

概要

要領がいい人たちの共通点は「先読み力」があるということ。
事前に問題を予測し一歩先に行動すれば、時間の余裕が生まれ、人生を充実させることができる。
本書では、先読み力を身につける方法、ビジネスでのさらなる成果を上げるための方法を紹介する。

目次

序 章 先読み力ってなに?
第1章 あなたの先読み力を知る
第2章 先読み力を鍛えるタイムマネジメント
第3章 メンバーが躍動するチームマネジメント
第4章 成果を生み出すミーティングはこうつくる
第5章 チーム関係者を巻き込み成功に導く
終 章 リーダーに必要な三つのこころ

ポイント

・プロアクティブに行動する
先読み力で起こりうる問題を推測し、推測をもとに一歩先に行動する。
これにより、特別な苦労をしたりしている訳ではないのに、物事がうまく運べるようになる。

・自分のチームだけでなく関係者をリードする
目的を達成しようとすると、それに関わってくる人達がいろいろな所にでてくる。
お客様や他部署なども含めてリードしよう。

・タイムマネジメントで先読み体質になる
予定を認知し、タスク化し、それを実行するフローを作る。
予定と実績を比較し、今後の改善に役立てよう。

マインドマップ

送信者 Mharuマインドマップ

感想

トラブルをどうやって解決するかという手法だけでなく、そもそもトラブルを発生させないようにするにはどうすればいいか。
それを考える事が重要であると、本書を読んで気付かされました。

「あの人はトラブル時に夜遅くまで一生懸命に対応してくれる。いつも人一倍忙しくしている。」
と思われるよりも
「あの人と一緒に仕事をすると、何かうまくいくような気がする。」
と思われるように、問題の芽をすばやく発見できるようになりたいと感じました。

リーダー向けに書かれていますが、どんなビジネスパーソンにも活用できるノウハウが詰まっています。
ぜひ本書を通じて「先読み力」の大切さを実感していただければと思います。