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概要


「労力」「時間」「知識」「人脈」に自己投資して、少ない労力と時間で大きな成果を得るための考え方を学ぶ。


ポイント


※内容をまとめて記述
・トレーニング不足のビジネスパーソン
30~50歳のビジネスパーソンが一日に費やしている「学習・研究」の時間は、わずか10分足らずである。(2001年総務省調べ)
「学習・研究」はビジネスパーソンにとってのトレーニングといえる。スポーツ選手の場合、トレーニングと試合に費やす時間の割合は「4対1」、対してビジネスパーソンは「1対60」であり、明らかに練習不足である。
多くのビジネスパーソンが練習不足なのだから、少しでも練習すれば頭一つどころかかなり抜け出す事ができる。

・ゴールを定め、「しないこと」を見つけよ 
ゴールを明確に描く最大のメリットは、選択力が身につくこと。自分にとって何が大切で、何が大切でないかがわかるようになる。余計なことをしなくなり、時間、労力、お金の無駄がなくなる。

・アクティブに行動せよ
何をやるにしても、自分で行動する=「アクティブ(能動的)」に行うか、他にコントロールされる=「パッシブ(他動的)」に行うかで、結果は大きく異なる。
例)テレビは録画して、必要な箇所だけ見る
  目的を持って読書をする

・二毛作で効率化
一つの物事をするときに、同時に何かできないか考える。
例)入浴中に読書、通勤中に読書、ジョギング中に音声教材を聞く

・エクササイズのレバレッジ

企業トップ80人を9ヶ月にわたって調査した結果、日常的にエクササイズをしていた人は、していなかった人に比べて、体調が良くなった人が22%多く、複雑な判断を下す際の能力が向上した人も70%多かった。また、GM社によると、フィットネスプログラムに参加していた社員は仕事に不満を述べることが、参加していなかった社員に比べて50%少なく、時間のロスも40%少なかったという

・1から100を生む
 一握りの天才を除いたほとんどの人は、誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが成功の近道である。試行錯誤に時間をかけるのではなく、すでにある一の質を高めたり、付加価値をつけたりしたほうが、少ない労力と時間で済み、成果が上りやすい。


実行してみた


私の師匠(勝手に言ってるだけです)、本田直之さんには本当にお世話になります。
この本からはたくさんの習慣が生まれました。

テレビは今はほとんど見ませんが、「録画して必要な箇所だけ見る」というテクニックはとても効果がありました。1時間番組を30分くらいで見れます。

二毛作も多くの場面で取り入れてます。
 ・通勤+読書+英語リスニング
 ・ジムトレーニング+読書+英語リスニング
 ・食事+読書

人が習慣を続けられるかどうかは、その行動に対する「なるほど!」と思える理由があるかどうかに左右されるのではないかと思います。
ジムの例では、ただなんとなく「体を鍛えたい」「運動不足だから」という理由では長続きしなくても、前述の例を見ていかに運動が大切かがわかれば、続ける事ができるのではないでしょうか。

これからも常にレバレッジを意識していきたいと思います。

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  1. どうも初めまして。本の書評をふらふら検索していたところ
    ここに辿り着きました。
    amazonのレビューでも良いのですが、結構ヤラセも多いですからね。
    個人のブログの方が結構、信用できたりします。
    本田さんのレバレッジシリーズは全部読みましたが
    一番良かったのは、この「シンキング」です。
    会社経営者をスポーツ選手に例えている箇所があって
    なぜ経営者は練習しないで本番に臨むのか、というくだりが印象に残っています。
    確かに真剣勝負に臨むのは経営者も選手も同じですからね~
    ではでは、また遊びにきますね~

    • Mharu
    • 2008年 3月 30日

    ゆきんこさんコメントありがとうございます!
    知り合い以外でコメントを書いて頂いた方は初めてなんで感無量です。(涙)
    まだまだ文章力が足りないですが、これからも頑張っていきますので是非また見に来てください。
    ブログ拝見致しました。
    6月に新刊を出版されるそうで、おめでとうございます!
    私も将来本を出版できるよう、ブログに力を入れたいと思います。

  2. レバレッジ・シンキング

    レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術(2007/06/29)本田 直之商品詳細を見る
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