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概要


複雑な世の中の荒波に乗るシンプルな知恵=ライフハックのつくりかたを紹介


目次


はじめに 天文学から気象学へ
1.自分ハックを持つ
2.フィードバックしてパターン認識する
3.情報受容体を増やす
4.アウトプットする空間をつくる
5.第三世代ライフハック


ポイント


・インプット・アウトプットだけではなくフィードバッグが必要
フィードバックがない場合、アウトプットに不備があったとしても気づかない。自分自身に適切にフィードバックすることで、自分というシステムを安定させる必要がある。

・ライフハックは実行可能で大胆な仮説
ライフハックは複雑な状況をシンプルに取り扱うわけだから、そこにあるのは確実は方程式ではなく、l「経験上こうすれば、こういう結果が予測される」という大胆な仮説である。そしてそれはすぐに実行可能なものである必要がある。実行可能だからこそ、サクッと実行できる「ハック」なのである。

・ライフハックの効率と効果
無駄を省いていくことはもちろん重要だが、それだけにかまっていると世の中のルールが変わってしまって、そもそもの作業が無意味になってしまうかもしれない。そこで必要なのが、変わっていくルールを把握しながら、新しい価値を生み出していく力。効率ではなく、効果を追い求めていく姿勢である。

・相談コミュニケーション
信用できる人に相談してフィードバックがあるのとないのとでは、アウトプットの精度に大きな差が出てくる。そしてそのフィードバックから「思考パターン」を見つけ出す事が重要。何度も相談しているうちに、想像で「こういうフィードバックがあるはず」というのが見えてくる。


感想


ライフハックの原理原則がよくわかる本です。ハック系の本を読む前にこれを読んでおけばよかったなと思いました。ハックを「単なる便利ツール」としか認識していない人にとってはかなりの衝撃だと思います。(実際私もそうでした)
ライフハックのつくりかたにとどまらず、複雑化する現代におけるモノの考え方や、円滑なコミュニケーションについても言及されており、とても充実した内容です。
この本の内容をふまえた上で、これからもハックを実践していきたいと思います。

マインドマップ


make-lifehack

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    • hiro
    • 2008年 8月 03日

    ドラゴンボールの英語!!
    超面白いですね!
    これならすいすい覚えられそうです!

    • Mharu
    • 2008年 8月 04日

    ありがとうございます。
    今後もマンガシリーズはやっていきたいです。
    映画なんかもおもしろいかもしれないですね。

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