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今回のフォトリーディング&マインドマップ化対象書籍は木島亜里沙さんの「ご指名!古都のバスガイド」です。
ビジネス書じゃないやん!と思われた方、その通りです^^
ただ、色々なジャンルの本を読んだ方がいいなと最近思ってきまして、このような本もたまに買うようにしています。
しかし、あなどるなかれ、この本にはビジネスに役立つエッセンスが色々入っていました!

概要


バスガイドの現実は膨大な勉強量と長時間の笑顔が必要な、究極のサービス業だった!奈良で絶大な人気を誇る若きバスガイドが、バスガイドの魅力と裏側を語る。


目次


1.仕送りできる仕事を
2.バスガイドの一日
3.バスガイド寮での暮らし
4.涙、涙の教習時代
5.自分らしさって
6.面白く行こう!
7.奈良めぐり
8.お客様との出会い


ポイント


・サービスとは「お客様が何を求めているかを知り、その期待を満足させること」
 サービスの3S
 1.SMILE
 2.SPEED
 3.SINCERITY

・私はバスガイドという仕事しか知りません。世の中にはもっと魅力的な仕事があるのかもしれません。けれども「仕事が楽しい」と自信を持って言える自分がここにいます。後悔することはありません。

・どんな仕事をしたいのか、深く考えると立ち止まってしまいそうなので、今を一生懸命がんばっていくのが私流です。その積み重ねが将来につながっていくと信じています。


感想


著者の木島さんは見事に守・破・離の法則を実践していると思います。
守 : 教科書をひたすら暗記する、テキスト通りの案内をする。
破 : くだけた雰囲気で話す、テキストに載っていない雑学を披露する。
離 : 型にはまって面白くなくなるから、ガイドにシナリオはつくらない。
    お客様の様子を見て、臨機応変に対応する。

そして、苦境に立たされた時こそ「燃える」。
これで人気が出ないはずがないですね。

僕は知らなかったのですが、今年6月に道路交通法が改正され、高速道路ではシートベルトを締めて着席案内する事が義務づけられたそうです。
これでかなりガイドがやりにくくなると思います、特にお客様ひとりひとりの顔を見ながらガイドしていた木島さんにとっては。
しかし、彼女ならそんな苦境も乗り越えて楽しいガイドをしてくれそうな予感がします。

自分より年下の人がこんなにも頑張っている、自分ももっと頑張らねばと感じた1冊でした。


マインドマップ


busguide

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    • カシュー
    • 2008年 10月 23日

    またまた、ありがとうございます。
    正直、バスガイドを舐めていた自分がいました。反省です。
    仕事はどの職種でも共通するものがあって、この著者の方は「できる」部類にいるのでしょうね。
    常日頃、業務に追われていると忘れてしまいがちな「大切」なことを思い出させてもらいました。時々、Mharuさんの日記を読み返させてもらいます。

    • Mharu
    • 2008年 10月 24日

    カシューさんコメントありがとうございます!
    僕もバスガイドなめていました^^;
    おっしゃる通り、どの職種にでも通用するやり方、方法が詰まっていてとても勉強になりました。
    こういう実践談みたいなものもいいですね。
    それでは、また覗きに来て下さい!

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