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今回のフォトリーディング&マインドマップ化対象書籍は野口喜則さんの「心眼力」です。

生きていくための原理・原則が詰め込まれています。自分の事を指しているようで、ギクっとした点もちらほら^^;「心の眼で見る」とはどういう事か、ひも解いていきましょう。


概要


人は肉眼に頼りすぎるために、真に見るべきものを見逃してしまう。
心眼力とは、「心の目で真実を見る力」「困難の中にも幸運の芽を見出す力」「最も大切なものに意識をフォーカスする力」、そしてあなたの人生を根本的に変える力である。


目次


1.人間性を高める
2.幸せ実現力を磨く
3.柔らかく自由に生きる
4.すべてと調和する
5.燃える志をかかげて前進する


ポイント


・上善は水の如し
水は低いところへと流れていくので、他と競争することがない。自ら低いところへ身を置こうとする謙虚さと、どんな形にも変化する柔軟さが水の特長であり、それこそが人間にとって最上の生き方であるという、老子の言葉。

・大愚に生きて、魂を込める
結果や効率を重視するために、そのプロセスにおける自分の”あり方”をおろそかにしてはいけない。人間は知識や知恵に頼ろうとすると、、計算高くなる。そして、「いかに賢く生きて、楽をするか」ばらり考えるようになってしまうう。

・「答えは一つ」という錯覚に気づく
ある状況ではAの考え方の方が役立ち、別の状況ではBの考え方の方が役立つということがある。ケースバイケースで臨機応変に考える柔軟性が必要。

・変えようとするな、分かろうとせよ
相手の感情を推察して、自分がその感情を持ったときはどんな感じだったかを思い出す。そして相手の心に共感の言葉を届ける。
多くの悩み相談は、解決してほしいのではなくて、「気持ちを分かってほしい」。共感してもらう事によって、楽になる事ができる。


感想


古典を読もう
本書では様々な古典からの引用があります。古くから言い伝えられている言葉だけあって、深く考えさせられる言葉ばかりです。
本で読んだ事は実行せよと、色々なビジネス書に書かれていますが、とっくの昔に「知行合一」という言葉で表わされていたんですね。
今まで敬遠していましたが、これを機に古典を読もうと思います。



心のあり方も意識するようにしよう
知識や知恵をつかって賢く生きようとしていないか?と言われた時にドキッとしました。まさしく効率化や成果ばかりに目を向けそうになっていました。プロセスにおける自分のあり方も考えていくよう注意したいと思います。

「中庸」はどんな場面にも使える
こちらも古典から引用。一つの事に偏るのではなく、その状況における最適なバランスを取るという事で、これは読書において非常に大事だと思います。
結局著者によって意見はバラバラ、何を実行すればいいのか分からないという人は案外多いのではないでしょうか?
中庸の考え方を持って、それぞれの状況にあった行動を考える、そのために色々実験してやってみるという事が重要なのではないかと思います。

子供に過剰に加担するのはやめよう
子供は自分が育てるものだと気負ってしまうと、「いい学校に入ってほしい」「従順な子供になってほしい」などの執着を生んでしまうと言うのです。
子供は自分の作品ではない、「子供は自らの生命力によって、自ら育っている。私ができる事はそのお手伝いだ。」と考える事が重要だと。
これは子供が生まれる前に学んでおいてよかったです、まさしく教育パパになってしまうところでした。学ぶ環境だけ与えて、あとはのびのびやってもらおうと思っています。


生きていく中で原則となる考え方が、例などもふまえて分かりやすく説明されているので、疑う事なくすんなり理解できました。
この本に出会った事によって、いくつかの罠を回避できたと思います。
皆と幸せの知恵を共有できるよう、広めていきたいと思います。

野口嘉則 公式ブログ 「幸せ成功力を高めよう」


マインドマップ


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  1. こんにちは。
    訪問してみました。
    相変わらず本読んでますね~。
    私も見習います!
    またきますね!

    • Mharu
    • 2009年 1月 16日

    Koutaさんコメントありがとうございます!
    冊数はまあまあ読んでいるのですが、
    もうちょっと更新頻度を上げないとなと思ってます^^;
    また来て下さいね!

    • keiko
    • 2009年 1月 26日

    身につまされます。
    ありがとうございます。

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