思わずジャケ買いしたくなる!装丁が美しくて役に立つ洋書ベスト5
14/01/21
当ブログで紹介する本はビジネス書が大半で、どの本を買って読むかは内容重視で選んでいます。
ただ、たまに本の装丁がとても美しく、それにつられて買ってしまう本があります。
それらを改めて見てみると、洋書であることが多いことに気づきました。
今回はそんな装丁が美しい洋書で、かつビジネスに役立つ本をランキング形式でご紹介します!
たいして多くない経験から、個人的な感覚で選別したものなので異論は大歓迎です。
こんなのもあるよ!という方はコメント欄にぜひお寄せください。
Slide:Ology
第5位はナンシー・デュアルテの「slide:ology」です。
以前、「シリコンバレーのカリスマ女性CEOが語る、世界を変えるプレゼンテーションを作るための5つの黄金ルール」という記事で紹介しましたが、アメリカで多大なる影響を持つプレゼンの達人による著書です。
豊富なスライドの事例を紹介しながら、空間やフォント、色の使い方、プレゼンに対する心構え等が述べられています。
落ち着きのある赤と白のベースに、人の影の部分に書かれている文字がアクセントになっている装丁。正方形かつ大きくて分厚いので、飾り方には工夫が必要です。
Presentation Zen Design
第4位はガー・レイノルズの「Presentation Zen Design」です。
プレゼンテーションに「禅」の心を注ぎ込み、一躍有名になった「プレゼンテーション Zen」シリーズのデザインに特化した本になります。
ごちゃごちゃ情報を詰め込まれて訳の分からないスライドではなく、無駄なく美しいスライドを作るための方法が紹介されています。
ガー・レイノルズ氏の著書は全て持っているのですが、一番のお気に入り装丁はこの本。
ダイナミックに描かれた和傘と、アルファベットが見事に融合していていますね。
昨年 Presentation Zen Design(2nd Edition) が発売されましたが、1st の方が装丁的にはシンプルかつコントラストがあって美しいのではないかと思います。
日本語版もほぼ見た目は一緒ですが、やはりアルファベットの方がカッコイイです。
Resonate
第3位は再び登場ナンシー・デュアルテの「Resonate」です。
resonateとは「鳴り響く」「共鳴する」という意味があり、聴衆に響くプレゼンテーションをするためのノウハウが紹介されています。
まるで絵画のようであり、額縁に飾っても違和感がなさそうな程です。
Slid:Ologyもそうでしたが、中身も美しい仕上がりになっており、見ているだけでも楽しい本です。
なんと、今はFree multimedia version of Resonateとしてオンライン上で無料で読めるようになっています、ぜひ一度チェックを!
この本を購入して約1年後に日本でも発売されたのですが、タイトルも装丁も全然違うものになっていました。
日本人向けには分かりやすさ重視にした方がいいという判断なのかもしれませんが、ちょっともったいな~という気もします。
The Art of Choosing
第2位はシーナ・アイエンガーの「The Art of Choosing」です。
様々な「選択」について書かれた本を象徴する、美しいりんごとオレンジの対比が鮮やかで目を引きます。
厳格なシーク教徒の両親に育てられ、さらに高校のとき網膜の病気で視力を失ったシーナ・アイエンガーは、選択の余地がなかった自分の運命から、逆に「選択」を研究テーマに選びました。
動物園の動物は、たっぷりエサを与えられているのに、野生の動物に比べてなぜ寿命が短いのか?
スティーブ・ジョブズは、人生においてどんな選択をすることで世界を変えたのか?
24種類と6種類のジャムを売り場に並べた場合を比較すると、前者の売り上げは10分の1しかなかったのはなぜか?
NHKで放映されたコロンビア白熱教室で知ったという方も多いかもしれませんね。
こちらが日本語版、「art」が「science」になって、装丁は真っ黒に。リンゴとオレンジの対比は残して欲しかったな~。
Start with Why
第1位はサイモン・シネックの「Start with Why」です!
シンプルで無駄のないデザイン、美しいフォント、そして画像では分かりにくいのですが赤い部分には光沢があり、美しい輝きを放っています。
本は読んだことがなくても、TEDでのプレゼン動画「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」を見たことがあるという方は多いかもしれませんね。
この動画には頭をおもいっきり殴られたような大きな衝撃を受け、まだ日本では発売されていなかった本書を夢中で読みふけったのを覚えています。
リーダーではなくても、製品やサービスを提供している方は動画だけでもぜひご覧下さい。
ちなみにこちらがその後発売された日本語版。タイトルはそのままですが、黒字に?マークがついた装丁に変わっていました。
実物ならではの良さ
最近は電子書籍も流行ってきていますが、実物ならではの良さというものもあります。
装丁を楽しむというのもその中のひとつ。たまには装丁で本を選んでみてはいかがでしょうか?
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