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今回のフォトリーディング&マインドマップ化対象書籍は増永 寛之さんの「仕事頭がよくなるアウトプット勉強法」です。

概要


身につける「だけ」の勉強は意味がない。
「アウトプット」、つまり、成果として「出す」ことを前提としてからインプットしない限り、
それが良い成果に結びつく事がない。
自他ともに認める「勉強魔」、ライブレボリューション代表取締役社長、増永寛之氏が、
確実に成果を出すための勉強法を紹介する。


目次


1.勉強と仕事の上昇スパイラルを生む「アウトプット勉強法」
2.自己管理こそシステムに任せよ
3.アウトプットありきの「読む習慣」
4.日記はディティールにこだわれ
5.メモのカギは「データ化」と「紙」の使い分け
6.打ち出の小槌は「縦」に振れ
7.仕事頭のいい人を見抜くポイント


ポイント


・自分が見ているというメンタリティを持て!
「サボっても誰にもわかりはしない」状況だったとしても、自分の目はごまかせない。
人の見ていないところで、陰で努力するという言葉はナンセンスであり、
「自分の前で、自分に嘘をつかないように努力する」というのがあるべき姿だ。

・人生にかかわる投資と人の目は別次元で考える
自分と一生、絶対につきあうことになるのは、ほかならぬ自分自身。
誰の前であろうと堂々と勉強して自分の将来に投資しよう。

・日記はディティールにこだわれ
偉人だから記録が残るのではない、「偉大な記録を残した人」が偉人となるのだ。
偉人となる覚悟を持って今から日記を書こう。

・とびきり高価な「ドリームノート」を持つ
夢とは、自分にとって何よりも大切なもの。自分を未知の世界、憧れや目標の地へと
連れて行ってくれる翼のようなものである。
そんな「夢」を、100円ノートに書いてしまうと、高尚なはずの夢まで安っぽくなる。
PCは「夢」というロマンチシズムが必要なものにはそぐわないツールに感じられる。


感想


ビジネス書を1冊読むと、一つぐらいは紹介されているテクニックを実践してみます。
しかし本書は今までの倍以上は、そんなやってみたくなるテクニックが詰め込まれていました。

書いてある事は、日記をつけよう、朝早く来よう、人の話は素直に聞こう等、
他の本でも取りあげられている事もあります。

では何が違うか。
増永寛之氏の熱い思いもありますし、自分の悪いところ100個リストを彼女に見られたなど、
笑えるようなエピソードもあります(笑)
ですが、一番は表現力だと思います。
素直に人の話を聞く姿勢を打ち出の小槌に例えたり、自分の時間を確保することを
バスケットボールの「スクリーンアウト」に例えたり、独自の表現を用いていらっしゃいます。

これが退屈なビジネス書とならず、新鮮で、おもしろくて、なんだか実行させる気にさせた原因ではないかと考えています。

実際にこれから私がやる事は、
・手帳をスケジュール管理ではなく、主にドリームノートとして使う
・週1回、就業2時間前に出社する
・会社の近所に住む
・歴史に関する本を月1冊読む
などです。

本書は読む人によっては合わない部分もあるかと思います。
私自身、すべてを真似ようとは思っていません。

それでも最初は、「打ち出の小槌のように首を縦に振って」まずやってみようと思います。
それが必ず自分の成長につながると信じています。

多くのヒントをくれた本書に感謝です。

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